4月

4月11日の誕生花〜レンギョウ〜

レンギョウ

今日は4月11日。
ガッツポーズの日だそうです。
1974年のこの日、ボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチで挑戦者ガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに対しKOで勝利しました。
その時のガッツ石松の姿を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したことから、この言葉が一般に知られるようになったことが由来とされています。

そんな4月11日の誕生花は、
「レンギョウ」
というお花です。

今日はこのレンギョウについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

レンギョウ

レンギョウは、別名別名、レンギョウウツギとも呼ばれるモクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹です。
根元から複数の幹を出して株立ちの樹形になり、枝が長く伸びるのが特徴です。
サクラが咲き始める3月から4月頃に、黄色い花を全体につけるため、非常に目立ちます。
花が咲いた後につける実は漢方薬にも使われ、熱を下げる効果や鎮痛に効果があります。

一般にレンギョウと呼ばれるものは、中国原産のレンギョウ、シナレンギョウ、シナレンギョウの変異種で朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウの3種類があります。
レンギョウとチョウセンレンギョウの枝は弓なりに長く伸びてたれさがり、シナレンギョウは枝が直立し上向きに張って伸びることから、それぞれ「シダレレンギョウ(ツルレンギョウ)」、「キダチレンギョウ」と区別して呼ぶこともあります。
日本原産の品種もヤマトレンギョウとショウドシマレンギョウの2種類があります。
ヤマトレンギョウは中国地方の一部、ショウドシマレンギョウは小豆島だけに生息する固有種です。
しかし、どちらも近年減少傾向にあり、絶滅危惧種に指定されています。

◆花言葉

・期待、希望

春に鮮やかな黄色い小花を枝いっぱいに咲かせることから、春の訪れを例えてこのような花言葉がついたといわれています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所を好み、やや湿り気のある土を好みます。
ただし、強い西日の当たる場所は嫌います。
土壌は、通気性と水はけがよい、適度な湿度を保つ肥沃な土を好みます。

・水やり

庭植えであれば、基本的に水やりは不要です。
鉢植えでは、夏場に水切れを起こさないよう、朝と夕方、十分に水を与えます。

・肥料について

冬に寒肥として、草木灰や石灰と堆肥、有機質肥料などを混合したものを施します。
また、花が終わった後に化成肥料をお礼肥として施します。

・病気と害虫

病気:うどんこ病、紋羽病

梅雨どきに発生するうどんこ病を防ぐには、日当たりと風通しを良くします。
レンギョウは湿り気を好みますが、紋羽病を予防するためには過度に湿った状態にならないようにし、未熟な有機質肥料は避けるようにします。

害虫:カイガラムシ、アオバハゴロモ

春から夏にかけて、カイガラムシが発生します。
アオバハゴロモは樹液を吸いますが、大きな被害は発生しません。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸