7月

7月9日の誕生花〜ヘメロカリス(デイリリー)〜

今日は7月9日。
ジェットコースターの日だそうです💡
1955年のこの日に開園した後楽園遊園地に日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことにちなんでいます。

そんな7月9日の誕生花は、
「ヘメロカリス」
というお花です。

今日はこのヘメロカリスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ヘメロカリス

ヘメロカリスは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草です。
原産地は東アジアで、暑さや寒さに強く、丈夫で育てやすい性質です。
ユリの花によく似たその花姿と開花したら一日でしぼんでしまう「一日花」という性質から、デイリリーという別名を持っています。
このため、ユリ科に分類されることもあるようです。
その種類は多く、園芸品種は2万種ほども存在します。
品種によっては昼咲き種と夜咲き種があり、花は小輪のものなら直径約5cmほどの大きさですが、大輪種になると直径20cmほどになる品種もあります。
草丈も30cmから150cmと、大小様々です。

花は、1本の花茎から数個の花をつけるという特徴があり、品種によっては30個ほどの花を咲かせるものもあります。
開花時期は6月から8月頃ですが、一斉に咲かずに1、2輪ずつ咲いていくので、結果として長期間花を楽しむことができます。
花色もさまざまで、黄色・クリーム色・赤・赤褐色・紫・ピンクなどの色があります。
単色のほか、2色以上の色が出ている花色もあります。
また咲き方も一重咲きや八重咲き、花びらの形状が細いものや先がとがっているもの、ふちがフリル状に波打っているものがあります。

◆花言葉

・コケットリー」「媚態

組み合わさった複数の花色や花の姿の艶めかしさをたとえたものとされています。

・一夜の恋

夕方に花を咲かせて、翌朝にしぼむ夜咲きタイプの花からきているようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよい場所で育てます。
半日陰でも育ちますが、たくさんの花を咲かせるためには日当たりを選びます。
数年植えっぱなしにすることができるので、植えつけの際には、堆肥や腐葉土などの有機質を多めにすき込んでおくと長く楽しむことができます。

・水やり

土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
秋以降は徐々に水やりを控えめにしていきますが、冬でも極度に乾く場合は水やりを行います。

・肥料について

元肥として有機質肥料を用土に混ぜます。
庭植えの場合は早春と秋に緩効性化成肥料を施します。
鉢植えの場合は月に1回緩効性化成肥料を施します。

・主な病害虫

花茎が伸びるころからアブラムシが発生します。
白くて大きな虫がついているとアブラムシなので、よく目立ちます。
早めに適用のある薬剤で防除します。
その他、カイガラムシが発生しやすいので、よく観察しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸