6月

6月29日の誕生花〜アメリカフヨウ〜

今日は6月29日。
ビートルズ記念日だそうです。
1966年のこの日、ビートルズが初来日したことを記念して制定されました。

そんな6月29日の誕生花は、
「アメリカフヨウ」
というお花です。

今日はこのアメリカフヨウについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

アメリカフヨウ

アメリカフヨウは、北米原産のアオイ科フヨウ属の耐寒性宿根草です。
原産地では川沿いなどの湿地に自生します。
フヨウが低木で「木芙蓉」と呼ばれるのに対し、本種は草本なので別名「草芙蓉」と呼ばれます。
日本へは昭和初期に渡来し、現在に至るまで乾燥に強い園芸品種が多数育種されています。

葉は長さ20cm、幅はその半分以下の卵形~広披針形で、ごく浅く掌状に3~5裂することがあります。
葉の裏面には白色の軟毛がはえ、縁には鋸歯があり、長い葉柄があります。

開花時期は6月から10月頃で、太く丈夫な花茎から集散花序を伸ばし30cm程の巨大な多弁花を次から次へと咲かせます。
花は朝咲いて夕方にはしぼむ一日花です。
花色には白やピンク、赤、白・ピンクの複輪があります。

耐寒性が強く、平暖地では葉や枝のある地上部こそ枯れても、根は残って越冬します。

◆花言葉

・日ごとの美しさ

日々新たに次から次へと美しく大きな花を咲かせることからつけられています。

・華やかな生活

赤、ピンク、白などの大きな花が葉に見え隠れしながら咲き乱れる様子をたとえたものです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけがよく、乾燥気味にならない場所なら特別な管理がなくても楽に育てることが出来ます。
種からの育て方も簡単に出来ますが、花がたくさん咲くようになるのは蒔いた年の翌年からになります。
プランターや大きな鉢での育て方も出来ますが、株が大きくなり、乾燥にも弱いため、庭植えの方が向いています。

・水やり

湿った土壌を好みます。
鉢植えは庭植えよりは土が乾燥しやすいので水やりに気を配り、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。
庭植えの場合は、自然の雨だけで充分ですが、何日も乾燥が続くようであればたっぷり水やりをして下さい。

・肥料について

庭植え、鉢植え共に植え付け前に堆肥や腐葉土、緩効性化成肥料などを土に混ぜ込んでおきます。
春から夏の間は、ぐんぐん生長し、花もたくさん咲きますが、肥料が不足すると開花が少なくなるので春から夏にかけては週1回の割合で液体肥料を与えるか、月に1回の割合で緩効性肥料を9月頃まで与え続けて下さい。

・主な病害虫

アメリカフヨウは、病気の心配はほとんどありませんが、アオイ科の植物につきやすい害虫としてハマキムシ(ワタノメイガ)があげられます。
年に4~5回発生し、葉を筒状に丸めたり、綴り合せたりした中にクモの糸のようなものを張り、その中で幼虫が越冬します。
暖冬の場合、幼虫は冬でも活動し、葉をかすり模様のような形に食害します。
見つけ次第、幼虫が潜んでいる葉っぱごと切り取って処分します。
また、フタトガリコヤガの幼虫もアオイ科の植物につきやすいです。
5月~10月にかけて年2回程度発生し、葉を食害します。


主な引用・参考元
暮らし〜の