6月

6月21日の誕生花〜アマリリス〜

今日は6月21日。
えびフライの日だそうです。
香川県三豊市に本社を置く株式会社「味のちぬや」により制定されました。
おいしいえびフライをもっと食べてもらうことが目的です。
日付は曲がったえびの形が6に見えることと、21をフ(2)ライ(1)と読む語呂合わせから選ばれました。

そんな6月21日の誕生花は、
「アマリリス」
というお花です。

今日はこのアマリリスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

アマリリス

アマリリスは、ヒガンバナ科の多年草です。
原種の多くは、ブラジルやペルーなど南アメリカに生息しています。
春や秋になると、葉と茎を一緒に生長させて花を咲かせるのが特徴の植物です。

春咲きと秋咲きの品種があり、春咲きは3月末から6月、秋咲きは9月末から10月にかけて花を咲かせます。
中輪の剣弁咲きや八重咲きの花びらをつけ、ユリのような見た目をしています。
ヒガンバナの仲間の1つで、基本的に6つの花びらをした大きい花を2~4輪ほど咲かせます。
花色は赤色が有名ですが、ピンクや白、黄、グリーン系の品種もあります。
通常、アマリリスの花は横向きですが、上を向いて咲く受け咲き種もあります。
近年では香りのあるものも作出されています。

アマリリスはヒガンバナ科の植物のため有毒植物です。
有毒部位は、球根・花・葉部分で、中毒症状としては嘔吐、下痢、血圧低下、肝障害などがあります。
誤食はあまりないのですが、犬が食べても中毒症状を起こしてしまうことがあります。
お庭に植えたアマリリスの球根を犬が掘り起こしてしまいかじって中毒症状になる事例もあり、注意が必要です。

◆花言葉

・賛美される恋

牧場や畑で働く年頃の少女たちの明るく若々しく健康的なイメージからつけられたようです。

・おしゃべり

隣の茎の花に向いて横向きに咲く花の姿をおしゃべりに夢中な少女にたとえてつけられました。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所で育てます。
鉢植えであれば、真夏は午後の日ざしが直接当たらない半日陰で、梅雨の時期や秋の長雨の時期には雨の当たらない軒下などへ移します。
冬は凍らない乾燥した場所に鉢ごと置いておきます。
庭植えであれば、盛り土やマルチングをして防寒します。

・水やり

球根の植えつけ時に水やりしたあとは、葉または蕾が伸び始めるまで控えめにします。
その後は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
秋に葉が枯れ始めたら、徐々に水やりを控えめにし、冬は完全に乾かします。
庭植えの場合は、ほとんど水やり不要です。

・肥料について

用土には、あらかじめ元肥として三要素等量の緩効性化成肥料を混ぜておきます。
花後に、カリ分が多めの液体肥料か固形肥料を追肥します。

・病気と害虫

病気:赤斑病

春から初夏と秋に、赤斑病が発生することがまれにあります。
赤斑病は、葉や花茎に赤褐色の斑点が生じます。
球根にも生じることがあり、発病したら廃棄します。
風通しと水はけのよい土で育てることが大切です。

害虫:ダニ類

高温乾燥期に葉裏にダニ類が発生することがあります。
発生したら初期のうちに駆除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸