6月

6月20日の誕生花〜カリブラコア〜

今日は6月20日。
ペパーミントの日です。
ハッカが特産品の北海道北見市まちづくり研究会が1987年に制定しました。
「はっか(20日)」の語呂合せに加え、6月の北海道の爽やかさがハッカそのものであるとのことからこの日が選ばれました。

そんな6月20日の誕生花は、
「カリブラコア」
というお花です。

今日はこのカリブラコアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

カリブラコア

カリブラコアは南アメリカ原産の多年草です。
ナス科ペチュニア属に属していましたが、1990年に独立してカリブラコア属に分類されます。
分類が分かれるまでは、「小さなペチュニア」「枝が垂れるタイプの小輪ペチュニア」といった呼び名しかありませんでした。
25種ほどの種類があり、園芸植物としての歴史は浅いものの、短期間のうちに急激に品種改良が進んでいます。
ペチュニアより多年草の傾向が強く、低木のように育つ品種もあります。
カリブラコアは耐寒性、耐暑性が増しているのも特長の一つです。

花は、ペチュニアより一回り小さいラッパ型の花をつぎつぎに咲かせます。
開花時期は春から秋にかけての非常に長い期間で、たくさんの花をこんもりと咲かせることが特徴です。
きちんと管理すれば真夏でも花が咲きます。
ペチュニアによく似た花を咲かせますが、カラーバリエーションが豊富で品種も多く、ペチュニアにはない黄色やオレンジの花色もあります。
また、八重咲きの品種なども多く流通しています。

さし芽で小苗をつくって冬越しさせれば何年も楽しめますが、次第にウイルス病に侵されて花や葉にモザイクなどの症状が出て観賞価値が下がるので、一年草として扱います。
市販の苗はさし芽で増えていますが、自分でタネをとって増やすこともできます。
硬い皮に傷をつけてまけば簡単に発芽します。

◆花言葉

・あなたといると心が和む、おだやかな心

葉をタバコ(petun)に混ぜて吸っていたブラジルの先住民の言葉petunが由来という花の名前からきているそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えは、通年、日当たりと風通しのよい場所で管理します。
病気の原因となる泥はねを防ぐため、鉢を少し高い場所に置来ます。
さし芽や、秋にタネをまいて育てた小苗を冬越しさせる場合は、フレームや室内に取り込んで防寒してください。
庭植えは、日当たりのよい場所を選びます。
マルチングを施すか、レイズドベッドのような水はけのよい花壇に植えつけ、泥はねを防ぐとよいでしょう。

・水やり

土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

・肥料について

鉢植え、庭植えともに、植えつけ時に元肥として緩効性肥料を忘れずに施します。
多肥を好むので、3月から11月の生育期は緩効性肥料を定期的に追肥してください。
液体肥料も2週間に1回程度施しましょう。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

灰色かび病が6月から7月に発生します。

害虫:アブラムシ

1年を通じて発生します。
ウイルス病を媒介するので早期に防除しましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸