3月

3月2日の誕生花〜オキザリス(ハナカタバミ)〜

今日は3月2日。
ミニーマウスの日だそうです。
3月2日の「32」が「ミニー」と読めることから、2011年にウォルト・ディズニー・ジャパンによって制定されました。

そんな3月2日の誕生花は、
「オキザリス」
というお花です。

今日はこのオキザリスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

酢漿草

オキザリスは、南アフリカや中南米などが原産のカタバミ科カタバミ属の一年草または多年草です。
名前はギリシア語で「酸性」を意味するオクシス(oxys)に由来し、葉や茎にシュウ酸を含み酸っぱいところにちなみます。
カタバミの葉っぱで10円玉をこすると黒ずみがとれてぴかぴかになるのは、このシュウ酸のせいだとか。
日本へは江戸時代末期ごろに伝わってきたと考えられています。

葉は掌状葉または3枚以上の小葉からなり、小葉は夜や低温時に閉じて垂れます。
草丈は10cmから25cm程に生長します。
開花時期は、春咲き・夏咲き・秋咲き・冬咲き・四季咲きと、品種によってもまちまちです。
花の色は白や黄色、ピンク、紫、オレンジ、複色など多岐にわたり、5枚の花びらをつけるのが特徴です。
一重咲きのものが有名ですが、花びらが少しずつ重なっているものが多く見られます。
陽があたると花が開き曇りの日や夜は閉じています。

園芸店などでよく見かけるのはクローバーのような三枚葉の花を楽しむ品種ですが、観賞価値の高い変わった形をした葉を持つタイプや、多肉植物に近いようなタイプもあります。

◆花言葉

・輝く心

古代の女性がシュウ酸を含むカタバミの葉や茎をすりつぶして金属製の鏡を磨いたことから、心を磨くことを連想してつけられた花言葉です。

・あなたと過ごしたい

葉をすりつぶして鏡を磨くと、磨いた鏡に想う人の顔が映るという言い伝えからきているそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

乾燥に強く、植えっぱなしでも元気に育ってくれます。
ただ、日当たりのいい環境で育てないと、花が咲かないことがあるので注意が必要です。
品種によっては耐寒性もありますが、寒いところで管理しないことが上手に育てるポイントです。
特に冬の気温が5度以下になる地域では、屋外で育てないようにしましょう。

・水やり

乾燥には強いので、土が乾ききっていることを確認してからたっぷりと水を与えます。
過湿に弱いので、与え過ぎには注意してください。
特に休眠期には水やりを控えるようにしましょう。
春植えなら6月から9月、秋植えは11月から3月が休眠期です。

・肥料について

植え付けのときに腐葉土や堆肥を混ぜておけば、強い肥料は必要としません。
野山でよく見かけるカタバミの仲間なので、多少痩せた土地でもたくましく育ちます。
苗が弱ったときは生長期に置き肥をするか、月に2、3回液体肥料を施すと、花数が増えます。

・主な病害虫

茎や花で株が混み合ってしまうと風通しが悪くなり、カビなど枯れる原因となる病気や害虫をひきよせる原因になります。
伸びすぎた茎や枯れた花がらはこまめに摘み取り、すっきりとさせておきましょう。
高温多湿になると、赤ダニがつくことがあります。
赤ダニは、柔らかい布で拭き取るか、水で洗い流してください。


主な引用・参考元
HORTI by GreenSnap