5月

5月27日の誕生花〜エリゲロン〜

今日は5月27日。
小松菜の日です。
堺市で小松菜を生産する、しものファームが2006年に制定しました。
「こ(5)まつ(2)な(7)」の語呂合せからつけられました。

そんな5月27日の誕生花は、
「エリゲロン」
というお花です。

今日はこのエリゲロンについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

エリゲロン

エリゲロンは、ハルジオンやヒメジョオンの仲間でその種類は約200種ほどあります。
主に北アメリカに自生し、日本では、高山植物のアズマギクなど数種があります。
種類によって形態や性質は多種多様です。

直径2cmほどのピンクから白の小菊のような小さな花を春から秋まで長く咲かせます。
細い茎を伸ばして花が咲き、ふわふわと風に揺れて軽やかな姿。
咲き進むにつれて花色が白からピンクに変化して、最盛期には二色咲きのように見えます。

寒い地方では冬に地上部がほぼ枯れます。
大きさには差があり、5㎝程度のものもあれば、なんと100㎝になることもあります。
多くの場合は15㎝~40㎝程度のサイズに育ちますので、丁度良い大きさです。
株はやや横に広がるように伸び、1株の横幅は大体30~60㎝程度の大きさになります。
成長も早めです。
種類によって大きさも違ってくるのですが、ほとんどのものは育てやすいサイズとなっています。

エリゲロンは夏の暑さや冬の寒さに強く、また雑草として扱われるほどに丈夫なのも特徴です。
水やりも肥料もなく育てられるほど低メンテナンスなところも嬉しいポイント。

イングリッシュガーデンでもよく育てられている可愛いらしい花です。
小さな庭でも圧迫感がなく育てられるため、人気があります。
花壇はもちろん、グラウンドカバーや小道の縁取り、足元の緑化などにも重宝します。

◆花言葉

・遠くから見守ります

満開時に白や赤の花が混ざることから、源平合戦を連想してつけられたようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

コンクリートのわずかなすき間でも育つ程で、あまり場所は選ばないため栽培は難しくありません。
高性タイプの交配園芸品種は、アスター属のユウゼンギクに近い性質で、日当たりと水はけのよい場所で育てます。
これについては栽培難易度は中程度です。
アズマギクなどの小型種や高山性のものは、ロックガーデンのような岩場を好み、こちらは栽培がやや難しいです。

・水やり

多湿は根腐れの原因となるので、水はけをよくしておいて、鉢植えでは用土が乾いたらたっぷりと水やりします。庭植えでは、ほとんど水やりの必要はありません。

・肥料について

鉢植えでは、春と秋に少量施します。高温期の多肥多湿は、根腐れ、株腐れしやすいので注意します。
庭植えではほとんど必要ありません。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、うどんこ病

多湿や風通しが悪いと、灰色かび病やうどんこ病などが出やすくなります。

害虫:アブラムシ

アブラムシの防除を行います。


主な引用・参考元