今日は5月26日。
東名高速道路全通記念日です。
1969年のこの日に東名高速道路大井松田ICから御殿場IC間が開通し、東京都から愛知県小牧市までの全線が開通したことにちなみます。
そんな5月26日の誕生花は、
「シャスターデージー」
というお花です。
今日はこのシャスターデージーについてご紹介します。
◆特徴
シャスターデージーは、キク科レウカンセマム属の常緑多年草です。
レウカンセマム属の植物は、ヨーロッパ、北アフリカからアジアにかけて約70種が分布しています。
中でも数種の交配によって作出されたのがこのシャスターデージーです。
交配に利用されたのは、フランスギクの他、ヨーロッパ原産のレウカンセマム・マキシムム種、西ポルトガル原産のレウカンセマム・ラクストレ種、日本のハマギクの4種です。
1901年にアメリカの育種家ルーサー・バーバンクによって作出されました。
彼は植物学者でもあり、シャスターデージーの他、トゲのないサボテン、ジャガイモなどの品種を作り出したことで有名です。
シャスターデージーの開花時期は、5月から7月にかけてです。
中輪のキクの花のような、整った比較的大き目の花を頂部に咲かせます。
花の形は、一重咲きや八重咲きの他、丁子咲きなど多様です。
開花期は一斉に頂部に咲かせ豪華ですが、その分花期がやや短く感じられます。
「シャスターデージー」の名前は、カリフォルニア州にあるシャスタ山に由来しています。
万年雪に覆われたこの山の近くで育成されたとも、純白の花を雪の白さに見立てたとか。
◆花言葉
・万事忍耐、すべてを耐え忍ぶ
常緑で耐寒性に富み、非常に強健な花であることからつけられているそうです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・栽培環境・日当たり・置き場
日当たりと水はけのよい場所で育てます。
粘土質の土壌であれば、パーライトや堆肥などの有機物を加えて改良します。
夏の西日は苦手なので、鉢植えであれば半日陰に移し、庭植えであれば、より草丈の高い植物の陰になるような位置に植えつけるとよいでしょう。
・水やり
土の表面がよく乾いたら、たっぷりと水やりします。
・肥料について
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ、3月の成長再開時にも同様の肥料を追肥します。
・主な病害虫
春と秋にアブラムシが多発します。
花の終わった花茎は早めに切り、発生したら速やかに駆除しましょう。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸