今日は6月8日。
ガパオの日だそうです。
青山、恵比寿、渋谷桜丘に店舗を持つ、「ガパオ食堂」に関係があり、日本におけるガパオの普及に貢献したことが認められ、その創立記念日を制定したことが由来だそう。
そんな6月8日の誕生花は、
「シャガ」
というお花です。
今日はこのシャガについてご紹介します。
◆特徴
シャガは、アヤメ科アヤメ属の日本各地の低地や人里近くの湿った森林に普通に見られる、常緑多年草です。
長い地下茎を伸ばし、その先に芽をつくってふえるので、大きな群落をつくるのが普通です。
雑木林の木陰など、明るい日陰の湿り気のある場所に多く自生していて日本各地でも見ることができます。
シャガの名前は、これに似ているヒオウギと間違われてヒオウギの中国名である射干(she gan)と呼ばれたことに由来していると言われています。
射干を日本語読みしてシャガになったという説があります。
葉はやや厚く光沢があり、草丈は30~70㎝ほどに成長します。
シャガは、アイリスと違って、小さい可愛らしい花を咲かせます。
シャガの花の開花時期は、4月から5月にかけてです。
花は白に近い淡い紫色で、花びらの中心から斑に黄色の突起物を一つ出しています。
その周りを囲うように、青紫色の斑点がはっきりと入ります。
日本のものはタネができませんが、原産地の中国にはタネができるものがあって変異があり、いくつかの優れた個体が選別されています。
花が美しいことから、公園や個人のお庭で好んで植えられている様子を見ることができます。
◆花言葉
・反抗
品種改良もせず園芸種も出ないというところ様からも頷ける花言葉です。
由来には、剣先のような鋭い葉の形が人間の足に踏まれない日陰でも花を咲かせる様子から付けられましたとされています。
・友人が多い
種を作らなくても、根茎を横にどんどん伸ばして多数の花を咲かせる性質を持っていることに由来しています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
やや湿り気のある、明るい日陰で育てます。
かなりの日陰に耐えますが、あまり暗すぎると花つきが悪くなります。
・水やり
鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。
極端な乾燥状態は好みません。
水切れを繰り返すと葉が傷み、生育が悪くなります。
庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
・肥料について
花後に親指大の油かすの玉肥を5号鉢で2~3個施します。
葉の色が悪いようなら、その際にチッ素リン酸カリの三要素が同じ割合で配合された液体肥料を1週間おきに2~3回施して回復させます。
庭植えの場合は特に必要ありません。
・主な病害虫
目立ったものは特にありませんが、春頃に葉に黄色い縁取りで赤褐色の斑点がでるさび斑病が発生する事があります。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸