今日は6月7日。
緑内障を考える日だそうです。
緑内障の患者やその家族で作る「緑内障フレンド・ネットワーク」が制定した日で、六(ろく)七(な)で「りょくない」の語呂合せからこの日が選ばれました。
そんな6月7日の誕生花は、
「宿根アマ」
というお花です。
今日はこの宿根アマについてご紹介します。
◆特徴
宿根アマは、ヨーロッパ原産のアマ科アマ属の宿根草です。
主にアルプス周辺に分布しています。
日本には明治時代に観賞用として渡来し、現在でも野外に逸出した時々みられます。
暑さに弱いので日本では主に秋播き一年草として扱われます。
茎や葉が灰緑色を帯び、茎は細く、上部で枝分かれします。
葉は互生する単葉で、長さ1~2.5cmの線形~披針形、全縁です。
春から初夏にかけて、茎先の円錐花序に2~3cm程の青色の5弁花を無数に咲かせます
風にそよそよと揺れながら開花する姿は美しい光景です。
開花時期は4月から7月です。
期間中に無数の花が開花しますが、ひとつひとつの花は一日花です。
一見ひかえめに見えますが、他の草花と組み合わせることで魅力が増す花といえます。
種子油を薬用とするほか、茎から採る繊維を織物などに用いることもあるようです。
◆花言葉
・あなたの親切に感謝します
古代以来、茎が織られてリネンに、花が染料に、種が食用や薬用に、余すところなく使用されてきたことからつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりが悪いと花付きが悪くなりますので、日のよく当たる場所で育てます。
花壇に植える場合は、半日陰、あるいは、午後は日陰になるところに植えつけます。
鉢やプランターに植えた場合は、秋から春は日当たりのよいところに、夏は半日陰~明るい日陰に置きます。
・水やり
乾き気味の土を好みますので、植えつけた土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
ただし、水のやり過ぎに気をつけてください。
常に土が湿っているような状態は多湿になり根腐れになります。
・肥料について
花壇に植えた場合は、植えつけ時に施肥すれば、後は特に肥料を与えなくてもよく咲いてくれます。
プランターや鉢植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を与え、後は、2週間に1回程度液肥を与えます。
・主な病害虫
特に目立った病害虫の害はありません。
主な引用・参考元
・エバーグリーン