6月

6月6日の誕生花〜バビアナ〜

今日は6月6日。
ロールケーキの日です。
小倉ロールケーキ研究会が制定しました。
ロールケーキの「ロ」の音と、「6」の形がロールケーキの巻いている形状に見えることからこの日になりました。

そんな6月6日の誕生花は、
「バビアナ」
というお花です。

今日はこのバビアナについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

バビアナ

バビアナは南アフリカを中心に約80種が分布するアヤメ科バビアナ属(ホザキアヤメ属)の多年草です。
その大半が南アフリカの中でもケープ地方に分布しています。
名前はアフリカーンス語(南アメリカ公用語の1つ)のバビアナー(ヒヒ)に由来し、この植物をヒヒが好んで食べるところにちなみます。
日本では、この属のなかで、観賞用に改良された園芸植物の総称とすることが多いようです。
店頭で出回っているのは花色豊富なストリクタや、紫花に花芯の赤目が派手なルブロシアネアなどです。

葉っぱの形はアヤメやグラジオラスに似て細長い剣状で直立します。
縦方向に走る葉脈の部分が盛り上がっており、葉の表面の凹凸がはっきりと筋のように見えるのが特徴です
葉っぱに光が当たったときには、影ができるのでさらにはっきり見えます。

球根は繊維状の軟らかい皮にくるまれています。
バビアナの花は、6枚の花弁で構成されています。
一重でやや派手めな色合いが多いです。
開花期間は主に4月から5月で、花茎を伸ばして穂状に花を咲かせます。
花色は青紫の他に、青、白、赤、ピンクなどがあり、品種によっては、ほのかなよい香りがします。
花柄のあるなしによって穂状または総状に花をつけ、花軸の下から順に咲きます。

品種によっては耐寒性が劣るものもあるので、置き場所の移動ができる鉢やコンテナ植えに向いています。
ただ、一般に出回っているストリクタとその園芸品種なら簡単な霜よけ程度で庭植えも可能です。
フリージアに似ていますが、こちらの方がずっと丈夫です。

◆花言葉

・変わり身が早い、離れる愛、薄れゆく愛

長い間開花し続ける花ではないこと、花後にすぐ葉が枯れ始めて茶色くなってしまうことに由来しています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりが良く、水はけの良い環境が適しています。
耐寒温度は概ね-5℃程度ですが、品種によっては耐寒性のさらに低いものもあります。
霜に当たると枯死することがあるので、鉢植えの場合は軒下などの霜の避けられる場所に移動してください。
庭植えの場合は、霜よけを設置します。
最低気温が-5℃を下回るような地域では、冬場は室内に取り込んで管理してください。

・水やり

鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたら鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。
冬場は凍結に注意しながら、朝方に水やりをします。
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
休眠期には水やりの必要はありません。

・肥料について

庭植え、鉢植え共に元肥として緩効性化成肥料を施します。
追肥は2月~5月頃、緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。

・主な病害虫

バビアナについては目立った病害虫の被害に遭うことはほとんどなしです。


主な引用・参考元
ヤサシイエンゲイ