7月

7月25日の誕生花〜ハイビスカス(ブッソウゲ)〜

今日は7月25日。
かき氷の日だそうです。
かき氷のかつての名称である夏氷(なつごおり)から、7月25日の「725」が「ナツゴ」と読めることと、この日が最高気温記念日であることから、かき氷にふさわしいとして日本かき氷協会によって制定されました。

そんな7月25日の誕生花は、
「ハイビスカス」
というお花です。

今日はこのハイビスカスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ハイビスカス

ハイビスカスは、アオイ科フヨウ属の常緑低木です。
品種は7千種以上とも1万種以上もあるといわれており、非常に豊富です。
トロピカルな花といえば、真っ赤なハイビスカスの花がよくイメージされるほど、季節を表す象徴的な花の一つです。
ハワイでは州花、マレーシアでは国花、沖縄でもシンボル的な花として一年中見られ、親しまれています。

開花時期は5月から10月で、夏が似合う南国の花で人気がありますが、春から秋までの長い期間にわたって花を咲かせて楽しむことができます。
通常、朝開いて夜に閉じて1日で終わってしまう1日花です。
しかし最近は品種改良により、1つの花が2日から3日咲くようなハイビスカスも出てきています。
赤やピンク、黄色、白などカラーバリエーションも豊富で、大きさも小さいものから大きいものまであり多様です。

ハイビスカスは、次の3つの系統に分類されます。

・在来系

中大輪で花付きがとてもよいです。
葉は大輪系より小さく、縁にギザギザしています。
耐暑性は比較的強く挿し木で増やすことが可能です。

・大輪系

大輪ですが、花数は少なめで、葉は大きくて丸いものが多いです。
耐暑性は弱く、挿し木で増やすことは難しいです。

・コーラル系

小輪が垂れ下がって咲き、花付きがとても良い系統です。
葉は小さくて縁にギザギザがあります。
耐暑性は強く挿し木で増やすことが可能です。

◆花言葉

・新しい恋

毎朝、濃い緑の葉の中に開く生き生きとした花の美しさからつけられたようです。

・勇敢

エネルギッシュな原色の真っ赤な花色からつけられました

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日光がよく当たる場所を好みます。
ただし夏に株が弱っているときや、ハワイアン系の品種は半日陰へ移動させるとよいでしょう。
冬はガラス越しの日光が当たる暖かい室内で管理します。
5月から10月までは庭植えにすることができ、霜がほとんど降りないような地域では戸外でも冬越しします。

・水やり

春から秋は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
特によく開花しているときは水分の吸収が盛んなので、水切れに注意してください。
冬は水やりは控えめに管理します。
庭植えの場合は、ほかの花木同様に乾燥が続く場合にはたっぷりと水を与えます。

・肥料について

春から秋の成長期に、化成肥料などを規定量よりやや多めに施します。
ただし夏の暑さで成長が衰えているときは、化成肥料は控えてやや薄めの液体肥料を施し、様子を見てください。
庭植えの場合も同様です。

・主な病害虫

アブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシなどが発生します。
換気して風通しをよくしてあげることが害虫の発生を防ぐために大事です。
見つけしだい殺虫剤を散布し防除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸