9月

9月2日の誕生花〜ヒルザキツキミソウ(オエノセラ・スペキオサ)〜

今日は9月2日。
靴の日だそうです。
銀座の婦人靴専門店、ダイアナ株式会社の谷口秀夫氏によって1992年に制定された記念日です。
9月2日という日付が「く(9)つ(2)」という語呂合わせであることが由来となっています。

そんな9月2日の誕生花は、
「ヒルザキツキミソウ」
というお花です。

今日はこのヒルザキツキミソウについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

昼咲月見草

ヒルザキツキミソウは、北アメリカ原産のアカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。
名前の由来は、夕方から夜にかけて花を咲かせるツキミソウと違って、昼間にも開花していることにちなみます。

草丈は30㎝程度で、匍匐性があるので横方向にも広がります。
開花時期は5月から7月頃で、4cmから5cm程の大きさの花を咲かせます。
花色は白または薄いピンク色です。
個々の花は寿命が通常1日から3日程度と短いです。

暑さにも強く道端など過酷な状況でも絶えずに咲き続ける丈夫な花です。
耐寒性も高く地植えにしても冬越しの手間もかからず元気に育つでしょう。
またとても丈夫で、ほとんど手入れをしなくてもよく咲いてくれます。
繁殖力が相当に強く、最近、野生化しているところをよく見かけるようになりました。
庭に植える場合は、他の草花の邪魔になりかねませんので、考慮して植え付ける必要があります。

◆花言葉

・自由な心

横に広がって茂り、数多くの花を咲かせる美しい花の印象からつけられたようです。

・無言の愛

カップ状の花が首を少しかしげて、めしべを突き出す姿が何かささやきかけているような様子からきているとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりは良ければ良いほどよく、夏の日差しにも強いため、他の花を植えられないような炎天下でも大丈夫です。
屋内よりも1年を通して日なたになるような屋外に置いてください。
よく日が当たる2階以上のベランダなども向いているのでプランター栽培にもおすすめします。
水はけのよいやや乾燥気味な土を好みます。

・水やり

地植えは乾燥を好む花ですので、水やりの心配はありません。
鉢植えでは、土の乾燥状態を見て乾いているようなら水をあげてください。

・肥料について

肥料は地植え・鉢植えともに必要ありません。
与え過ぎにより葉や株だけが大きくなり花や種を付けなくなることも考えられるので注意してください。

・主な病害虫

春から夏にかけてアブラムシがつきやすいです。
あまり株の状態がよくない場合には、病気の引き金にもなる害虫です。
見つけ次第捕殺してしまうことをおすすめします。


主な引用・参考元
新・花と緑の詳しい図鑑