今日は4月18日。
よい歯の日だそうです。
日本歯科医師会が1993年に制定した日で、「よ(4)い(1)は(8)」の語呂合わせから制定されました。
他にも11月8日が「いい歯の日」となっています。
そんな4月18日の誕生花は、
「ニゲラ」
というお花です。
今日はこのニゲラについてご紹介します。
◆特徴
ニゲラは、キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。
原産地は地中海沿岸地方。 日本へは江戸時代に渡来しました。
「ニゲラ」という名前はクロタネソウ属の学名「Nigella」から来ています。
語源はラテン語の「Niger」で、「黒い」という意味です。
ニゲラの種子は真っ黒い特徴があります。
このことが由来し、和名ではクロタネソウ(黒種草)と呼ばれています。
またニゲラの種子はブラッククミンシードと呼ばれ古くから万能薬として利用されてきました。
イスラムの預言者であるムハンマドも「死以外のあらゆる病に効果的」といったようです。
ニゲラの花期は4月から7月と春から初夏にかけて咲かせます。
花の色は、青、白、紫、ピンクなど豊富で、特に青系の花色はよく目立ち美しいです。
花の周りには糸状の苞があります。葉には深く切れ込みが入り、株は直立します。
実も変わっていて風船のように球状になり、ドライフラワーによく用いられます。
また、実には多くのタネが入っていて、バニラのような芳香があります。
こぼれダネでもよく増えてくれます。
八重咲き種など、いくつかの改良品種が出回っています。
移植が苦手なので、店頭で苗が出回ることはあまり多くはありません。
◆花言葉
・夢の中の恋
ニゲラは英語名では「霧の中の恋」と呼ばれており、これが由来しているとされています。
・ひそかな喜び、夢の中で会いましょう
細く繊細な葉があるニゲラは、その葉の隙間から美しい花を咲かせます。
この様子が由来だそうです。
・深い愛、不屈の精神
ニゲラは古くから薬として利用されてきて、万能薬とも言われています。
人々の健康をずっと支えてきたことからこのような花言葉がつけられました。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと水はけのよい場所なら放任でも育ちます。
また、風通しが良い場所が特に適しています。
暑さにやや弱いので種をまく際は、残暑が去ったころにまきます
・水やり
鉢植えでは、鉢土の表面がよく乾くのを待って、たっぷり水やりします。
過湿にすると軟弱に生育しやすくなります。
庭植えでは、根がよく張ったあとは、特に乾燥しない限り不要です。
・肥料について
用土に元肥として緩効性化成肥料を混ぜます。
ポットでの育苗中には緩効性化成肥料または液体肥料を定期的に追肥します。
花壇にも元肥は混ぜますが、植えつけてからの追肥は不要です。
肥料が多い状態になると軟弱に育って倒れやすくなるので、規定量よりやや少なめが良いです。
・病気と害虫
・害虫:アブラムシ
春から秋にかけて、茎や葉にアブラムシが群生して、生育を阻害します。
風通しが悪いときやチッ素過多のときによく発生するので、置き場や肥料にも注意します。
数が少ないうちならつぶして退治できるので、早期に発見し、駆除します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸