4月

4月19日の誕生花〜アマランサス〜

アマランサス

今日は4月19日。
地図の日だそうです。
寛政12年閏4月19日(1800年6月11日)に伊能忠敬が蝦夷地の測量を行うため江戸を出発したことにちなんでいます。

そんな4月19日の誕生花は、
「アマランサス」
というお花です。

今日はこのアマランサスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

アマランサス

アマランサスはヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の一年草で、ヒユ科の栽培植物の総称を指します。
ギリシャ語の Αμάρανθος(アマラントス、しおれることがない)が語源だそうです。
中南米、南米原産の植物で、紀元前6世紀頃より、古代アステカなどでは主食として栽培されてきました。
日本には江戸時代に観賞用として広まったことが始まりとされています。
日本ではヒモゲイトウや赤粟という名でも知られています。

草丈は、1~2mと高くなります。
葉っぱは扇型で、葉脈がくっきりと表面に浮き出ていることが特徴です。
夏から秋にかけ、紐状に垂れる花穂を鑑賞します。
ベタシアニンというポリフェノールの色素によって赤色の花が咲きます。
アマランサスは干ばつ、暑さや害虫などに強く、従来の穀物が育ちにくい環境でも栽培できます。

アマランサスは2010年代頃から「スーパーグレイン(驚異の穀物)」として徐々に注目されるようになりました。
日本で健康食品として注目され始めたのは2015年頃からで、テレビや雑誌などでも多数紹介されています。
WHOでは、アマランサスを「未来の食物」と評価しており、NASAでも宇宙飛行士の食料として取り入れられるなど、あらゆる方面でスーパーフードとして注目されています。
注目される理由はその栄養バランスです。
栄養バランスに非常に優れていて、必須アミノ酸を全て含む他、ビタミン類も豊富で、まさに万能食品です。

◆花言葉

・粘り強い精神、不老不死

アマランサスは葉っぱを黄や赤に色づかせ、その脇に小さな花を咲かせます。
この葉っぱの色がなかなか枯れないことからこれらの花言葉

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

アマランサスは、日当りがよく水はけのよい場所を好みます。
日光が足りないと、きれいな花色が出ないので注意しましょう。

・水やり

地植えのアマランサスは根付いてからは水やりの必要はありません。
鉢植えの水やりは土の表面が渇いたら、鉢底から水が流れでてくるくらいたっぷりとあげます。

・肥料について

アマランサスは少なめの肥料で育つ植物です。
使用する草花用の肥料の説明書きに書いてある使用頻度より少なめに与えて様子を見ながら追肥しましょう。

・主な害虫

・害虫:ヨトウムシ

ヨトウムシはヨトウガの幼虫で、年に2回ほど発生します。
昼間は土の中に隠れていて、夜になると一斉に出てきて活動します。
幼虫は葉や茎部分を集団で食害するため、葉が気づいたら丸坊主になっていることがあります。
一度に葉裏へ大量に卵を産み付けるので、これが孵化しないうちに葉ごと処分をします。
こまめに葉裏もチェックするようにしましょう。
孵化していた場合群生するため比較的見つけやすいです。
見つけたら捕殺しましょう。


主な引用・参考元
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