4月

4月17日の誕生花〜オステオスペルマム〜

今日は4月17日。
恐竜の日だそうです。
1923年のこの日、アメリカの動物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠へ向けて北京を出発したことにちなんでいます。
その後5年間に及ぶ旅行中に、恐竜の卵の化石を世界で初めて発見し、その後の本格的な恐竜研究の始まりになりました。

そんな4月17日の誕生花は、
「オステオスペルマム」
というお花です。

今日はこのオステオスペルマムについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

オステオスペルマム

オステオスペルマムは、キク科オステオスペルマム属の多年草です。
別名はアフリカンデージーとも呼ばれており、和名ではアフリカキンセンカと呼ばれています。

3月から6月が花期で、品種によっては秋咲きのものもあります。
開花時期が長く、次々と花を咲かせます。
太陽の光を受けて花を開き、夜間や曇り・雨の日には閉じる性質を持っています。
最近では、花が閉じにくい、もしくは閉じない園芸品種も出てきています。
花色は非常に豊富ですが、中でも紫やピンク、白が主流です。
現在では交雑で誕生した「シンフォニー」シリーズと呼ばれている黄色やオレンジの花も咲かせるようになりました。

草丈は30〜50cm程度で、園芸店やホームセンター等で販売されているものは、矮化剤で草丈を低く抑えているものが売られていることがほとんど。
これを庭植えすると、翌年は草丈が大きく伸びることが多いです。
耐寒性がとても高いため、冬場の厳しい寒さでも元気に育ちます。

全世界で数百種の品種が登録されているほど花色が多く、そのほとんどが育種されたものです。
日本国内で流通している品種の大多数の種類は、輸入された穂を挿し木したものです。

◆花言葉

・心も体も健康

華やかで整った形をした輝きのある花が朝開いて夕方に閉じることから連想して付けられたそうです。

・変わらぬ愛

早春からきれいでかわいらしい花をこぼれるように咲かせ続けることからきているとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えでは、9月中旬から3月までは雨水が当たらない、日当たりのよい場所で管理します。
12月から2月までは霜よけを行うか、室内に取り込みます。
4月から9月上旬までは、雨の当たらない半日陰で管理してください。
4月から5月までは日当たりのよい場所でもよく育ちますが、半日陰で管理した方が長く花を楽しめます。
庭植えでは、軒下など雨が当たりにくく、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけます。
12月から2月までは霜よけを行ってください。

・水やり

3月から11月までは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
6月から9月中旬までは特に過湿に注意してください。
12月から2月までは土の表面が乾いたら少量与えます。

・肥料について

9月中旬から5月まで、緩効性化成肥料と液体肥料を施します。
液体肥料は2週間に1回施します。
植えつけ時に元肥として、リン酸分の多い緩効性化成肥料混ぜます。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

灰色かび病が3月から7月に発生しやすくなります。
予防のためには、花後の花がらと枯れ葉をこまめに取り除きます。

害虫:アブラムシ、ハスモンヨトウ、ヨトウムシ

アブラムシが一年中、新芽に発生しやすいです。
また、ハスモンヨトウ、ヨトウムシが春から秋に発生し、新芽と蕾を食害します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸