今日は3月18日。
点字ブロックの日だそうです。
これは、1967年3月18日に岡山県立岡山盲学校の近くを走る、国道250号線に世界で初めて点字ブロックが敷設されたことにちなむそうです。
そんな3月18日の誕生花は、
「キンギョソウ」
というお花です。
今日はこのキンギョソウについてご紹介します。
◆特徴
キンギョソウは、花の形がそのまま金魚のように見えることから名づけられたとされています。
開花時期は4月~6月で、学名の“Antirrhinum majus”の“majus”には5月という意味があり、これが開花時期を表しているとされています。
ただ、現在では品種改良によって開花時期の異なる種や色彩豊かな種も増え、多くの品種があります。
中でも四季咲きの品種が人気で、長期間に渡り花壇を賑やかに彩ってくれます。
日本や中国では金魚草と呼ばれますが、英語圏では「Snap-dragon(かみつくドラゴン)」と呼ばれるようです。
これは、花の姿がドラゴンの顔のように見えることから名付けられたとされています。
また、フランスでは「gueule-de-loup(オオカミの口)」という名前で呼ばれているそうで、こちらも口を開いたオオカミの顔のように見えることから、名付けられたそうです。
◆花言葉
・おしゃべり、でしゃばり、おせっかい
花の形が金魚のようで、それが口をパクパクさせているように見えることからつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・日照条件
基本的には太陽の光が柔らかく差し込むような場所を好むお花です。
ただ、夏場の直射日光は強すぎるので、可能であれば春や秋には日当たりを良くし、夏場は半日影の環境下での栽培を意識しましょう。
金魚草は寒さにもある程度耐性がありますが、霜が降りると枯れる原因になりますので、屋外で育てる際には霜対策も必要になります。
・植える場所
金魚草は、水はけの良い場所も好みます。
耐寒性はマイナス5℃くらいまでであれば耐えてくれるので、暖かい地方なら外でも冬越しすることは可能です。地植えにする場合は、植え付け前に堆肥や苦土石灰で土壌を改良しておくと◎。
鉢植えで育てる場合は、春は日当たりの良い場所に置き、夏は半日陰か明るめの日陰に移し、冬は室内で育てるなど、柔軟に環境を整えていきましょう。
なお、室内で育てる際には、空調の風が直接当たらないように注意してください。
・水やり
乾燥にはある程度強いですが、逆に過湿状態になると枯れやすくなるため、土が乾いていたらたっぷりと水を与えます。
その際、花に水をかけると枯れてしまうので、かからないように注意してください。
地植えで夏越しさせるのは蒸れやすいので難しいです。
そのため、一年草として扱われることが多く、この場合には夏の水やりはあまり注意する必要はありません。
鉢植えで夏越しさせるときは、雨が当たらないような場所で管理します。
水のやりすぎで蒸れないように注意し、様子を見ながら行ってください。
冬はキンギョソウの生育が鈍るため、あまり水やりは必要ありません。
もし、冬場に水やりをする際は、凍結に注意しながら暖かい昼間の時間帯に行います。
外で育てるのであれば、霜に当たらないように、霜よけを設置すると安心です。
主な引用・参考元
・GreenSnap