3月

3月17日の誕生花〜イキシア(ヤリズイセン)〜

今日は3月17日。
漫画週刊誌の日だそうですよ。
これは、1959年3月17日に日本初の少年向け週刊誌『少年マガジン』『少年サンデー』が発刊されたことにちなむようです。
当時は今とは違って読み物が中心で、漫画は少ししか載ってなかったそうです。

そんな3月15日の誕生花は、
「イキシア」
というお花です。

今日はこのイキシアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

イキシアは、春に小さな花を穂のように咲かせる球根花です。
細長い葉に神秘的でカラフルな花を咲かせ、植えっぱなしでも毎年花を咲かせ、球根が増えます。
花もちが良いので、茎の長い品種は切花にも合います。
花色は、白、赤、ピンク、黄色、紫、オレンジ、翡翠色、複色など様々あります。
花はほとんどの種類が一重咲きで、夜や雨の日には閉じていて、明るい日中は大きく開きます。

イキシアの花は優しい香りが特徴でもありますが、品種によって香りの強さが違います。
横に広がらずにすらっとした草姿で、茎は手で切れないほど強くて丈夫です。

イキシアの学名Ixiaは、ギリシャ語で鳥や昆虫を捕まえるために使う粘着物質である「鳥もち」という意味があります。
イキシアの葉や茎を切るとねばねばした粘着性の液が出ることからその名が付けられたそうです。

◆花言葉

・団結

長く真っ直ぐに立つ花茎にたくさんの花を咲かせることに由来しているといわれます。

・誇り高い、秘めた恋

人目を惹きつける美しい花姿に由来しています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる場所

鉢植えの場合は、10月が発芽発根に適した時期となります。
草丈が50~70cmと高く、切り花としても使われることがあります。
そのため、1球で2本くらいの株立ちとなるので、鉢は風に倒されないように直径18cm以上、深さ15cm以上の鉢を使います。
用土は、腐葉土が3割くらい入った、水はけのよい新しい培養土を使います。
地植えにする場合は、寒害を受けるおそれがあるので、11月中下旬頃、南向きの日当たりのよい軒下に植えます。
球根は、5cmほどの土がかかる深さに、10cmくらいの間隔で植えます。

・水やり

生育期には極端に乾かさないように注意が必要です。
葉が伸び出してから開花するまでは、土が乾いてきたらたっぷり与えましょう。
開花後は徐々に水やりの回数を減らしていき、葉が枯れ始めたら乾かします。

・病気や害虫

夏の高温期に多肥多湿の状態にすると球根が腐りやすくなります。
また、同じ場所に植え続けると生育が悪くなり、病気も出やすくなるので、庭植えで育てる場合は、2~3年ごとに場所を変えるのがよいでしょう。
一方で注意しなければならない害虫は少なく、植え替えの手間がかかる事を除けば比較的育てやすいです。


主な引用・参考元
love green