2月

2月12日の誕生花〜ベニバナトキワマンサク(アカバナトキワマンサク)〜

今日は2月12日。
ペニシリン記念日だそうです。
1941年2月12日に、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功したことに由来しています。

そんな2月12日の誕生花は、
「ベニバナトキワマンサク」
というお花です。

今日はこのベニバナトキワマンサクについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

紅花常盤万作

ベニバナトキワマンサクは、中国原産のマンサク科トキワマンサク属の耐寒性常緑小高木です。
トキワマンサクの紅色花変種です。
名前は、花の色が紅色であり、トキワ(常盤)は常緑であることを意味し、花がマンサクに似ていることに由来しています。

葉は互生する単葉で、長さ3cmから5cmの卵形でやや厚めです。
若葉のときには紫紅色、成葉になると緑色になるものや、赤みを帯びたままのものがあります。
枝先に花序をつけ、3個から8個の花をつけます。
花色は紅紫色で、花弁は4枚あり、長さ2cmほどのリボンのような細長い花が特徴です。

春になるとユニークな形の花を咲かせ、常緑で強い剪定にもよく耐えることから、好みの樹形にして楽しむことができます。
葉っぱを密に茂らせるので、生垣にも最適です。

◆花言葉

・私から愛したい

しだれるように伸びた横枝にあふれるように咲く濃いピンク(恋愛の色)の花の洪水に、自分から愛そうとする積極的な気持ちをたとえた花言葉です。

・霊感、おまじない

マンサクの花言葉からつけられました。
かつて東北地方で花の咲き方から作況を占っていたことと、アメリカ先住民が枝を占い棒に使用していたことからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所から明るい日陰でも育ちますが、明るいほうがよく花が咲きます。
肥沃で水はけのよい土を好みます。

・水やり

鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
庭植えで、植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありませんが、雨が少なく土の表面が乾くようなときはたっぷり与えます。

・肥料について

庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。
鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。

・主な病害虫

病気や害虫に強い樹木ですが、葉っぱが茂りすぎると株が蒸れ、カイガラムシの被害にあうことがあります。
カイガラムシは、枝葉に寄生して樹液を吸い取り、株を弱らせてしまうので、早めに殺虫剤で駆除していきましょう。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸