2月

2月2日の誕生花〜ムスカリ(グレープヒアシンス)〜

今日は2月2日。
情報セキュリティの日だそうです。
2006年のこの日、情報セキュリティ政策会議で「第1次情報セキュリティ基本計画」が定められたことにちなみます。
同じ年10月の日本政府の情報セキュリティ政策会議において制定されました。

そんな2月2日の誕生花は、
「ムスカリ」
というお花です。

今日はこのムスカリについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

葡萄風信子

ムスカリは、地中海沿岸原産のキジカクシ科ムスカリ属の多年性球根植物です。
名前はギリシャ語で麝香(じゃこう)を意味する、moschos(ムスク)が語源であるとされています。
ムスカリの原種は芳醇な香りを持っていたことから、この名前がついたようです。
渡来は明治初期頃ですが、実際に市場に出回り、普通に見られるようになったのは昭和の終わり頃からとされています。

草丈は10cmから30cmに生長します。
やや肉質で幅が狭い葉を株もとから多数根出します。
長く伸ばした茎の先に、紫や青の小さな花を、ブドウの房のような姿で咲かせます。
開花時期は3月から5月で、青や紫のムスカリがよく知られていますが、ピンクや白の品種もあります。

控えめな見た目から、寄せ植えの引き立て素材やグランドカバーに用いられる事が多いです。
寒さに強く、数年は植えっぱなしでも大丈夫なので、管理が楽な球根花です。
花壇や木の株元、寄せ植など、様々な場所に植え付けることができます。

◆花言葉

・通じ合う心

チューリップをはじめとした、春のどんな花とも合うムスカリ。
この相性の良い存在からこの花言葉がついたそうです。

・絶望、失望、失意

ヨーロッパでは、青い花は悲しみの象徴とされることが多く、ムスカリも「失望」「失意」というようなネガティブな花言葉を持っています。

・明るい未来

悲しみを超え、失意から立ち直るという意味をこめて付けられた花言葉と言われています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選びません。
夏の休眠中は日陰になってもよいので、落葉樹の下の植え込みにも適します。
栽培が容易で手がかからず、鉢やコンテナなど限られた用土の中でも、植えっぱなしで毎年よく咲くほどで、冬も戸外でかまいません。

・水やり

庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えは用土が乾いたらたっぷり与えます。
乾燥にも強く、常に湿っている必要はありませんが、蕾が出てから開花までは、水切れしないよう十分に与えます。
6月から9月は水やりの必要はありません。

・肥料について

庭植えでは、よほどのやせ地でないかぎり必要ありません。
ただし、開花後に追肥を施しておくと球根がより大きく太り、芽数もふえます。
鉢植えは、晩秋と開花後に緩効性化成肥料の置き肥を施しておくとよいでしょう。

・主な病害虫

水はけが悪いと、白い糸のようなカビが生える白絹病など土壌病害の被害を受けることがあります。
石灰分を与えておくと予防になります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸