今日は11月26日。
いい風呂の日です。
日本浴用剤工業会によって制定された記念日で、日付は「い(1)い(1)ふ(2)ろ(6)」の語呂合せから。
そんな11月26日の誕生花は、
「カラー」
というお花です。
今日はこのカラーについてご紹介します。
◆特徴
カラーは、南アフリカ原産のサトイモ科サンテデスキア属の多年草です。
名前の由来にはギリシャ語のカロス(美)に由来するという説と、カトリックの尼僧がつける襟、つまりカラーに似ているからという説があります。
和名のオランダカイウは、オランダ船によって運ばれてきた、サトイモに似た根をもつ花からつけられているようです。
日本には江戸末期の1843年に渡来したとされています。
草丈は30cmから100cmほどです。
葉の形は三角形のやじり形やほこ形があり、長く太い茎が特徴です。
開花時期は6月から7月頃です。
花に見える部分は花ではなく、仏炎苞と言われる萼が変化したものです。
中心部の黄色い部分が花の集合体です。
仏炎苞の色は赤、オレンジ、黄、ピンク、白、紫など様々で、バイカラ―の品種もあります。
カラーは花に張りがある、しっかりしたものを選ぶと長もちします。
茎を見ると鮮度がわかり、古くなったり、水があがってなかったりすると、張りがなくなり、茎に筋が入ったりします。
◆花言葉
・素敵な美しさ
すらりとした立ち姿で白くシンプルな花から連想してつけられたようです。
・乙女のしとやかさ、清浄
純白のウェディングドレスの裾を思わせる花の印象からつけられています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりを好むので、日当たりの良い場所で管理してください。
湿地性のカラーは湿った土を好みます。
乾燥させると生育がストップし、花が咲きませんので、しっかりと土を湿らせておくようにしましょう。
畑地性のカラーは乾いてからたっぷりと水を与えてください。
湿っていると球根が腐りますので気を付けましょう。
・水やり
湿地性のカラーは水をしっかりと与え、畑地性のカラーは水を控えめに、乾いてから与えます。
葉や茎は傷みやすいので根の近くにそっと水をかけてください。
土が乾いたらたっぷりと与えてください。
畑地性のカラーは休眠期は水を与えないようにしてください。
逆に湿地性のものは水を切らさないようにしてください。
・肥料について
肥料は開花前と花が終わった後に有機肥料を与えます。
・主な病害虫
病気:モザイク病
葉に濃淡のあるモザイク状のまだら模様が現れ、葉縁が縮れるモザイク病に罹ることがあります。
害虫:アザミウマなど
花色が褐色になる・しみができる・かすれ状の色抜けなどがおこるアザミウマなどに注意が必要です。
主な引用・参考元
・LOVEGREEN