10月

10月8日の誕生花〜ガウラ(ヤマモモソウ)〜

今日は10月8日。
FXの日だそうです。
2008年にひまわり証券が制定した記念日です。
1998年のこの日、同社が国内で初めて個人投資家向けにFXの提供を開始したことにちなむそうです。

そんな10月8日の誕生花は、
「ガウラ」
というお花です。

今日はこのガウラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

山桃草

ガウラは、北アメリカ原産のアカバナ科ヤマモモソウ属の半常緑多年草です。
日本へは明治時代中ごろに入ったといわれています。
ガウラはギリシャ語で「gauros(堂々たる、華麗な)」の意味で、花の美しさに由来しています。
別名ヤマモモソウと呼ばれ、これは桃色の花にちなみつけられました。
和名ではハクチョウソウといい、長く伸びた花茎に小さな蝶々が止まっているように見えることに由来しています。

草丈は50cmから150cmと高めですが、近年では品種改良により草丈が低めの品種もあります。
伸びた茎の先端に約1.5cmのとても小さな花を咲かせます。
開花時期は5月から11月で、1つの花は短命で3日ほどで散りますが、花つきがよく、ほとんど途切れることなく咲き続けます。
花色は白とピンクが主流で、赤や褐色に咲かせるものもあります。
花弁は4枚で、長い雄しべがよく目立ちます。

性質は強健で耐暑性・耐寒性共に強いです。
穂状に咲く小花が風に揺れる様子は、白い蝶が群れて飛んでいるようで、やさしい風情が感じられます。
コンテナの寄せ植えから、広い場所での景観植物としての利用まで、幅広い用途があります。
またフラワーアレンジメントでは空間を埋めるフィラーフラワーとしても使いやすい花です。

◆花言葉

・ゆきずりの恋

細長い花茎が風に揺れると、花から花へとひらひらと飛んでいく蝶のように見える花の姿からつけられたようです。

・負けずぎらい

生育が旺盛で庭植えすると、他の花に負けまいと大きく広がって花を咲かせることからつけられています。

・清楚

清潔感のある花色や花形から付けられた花言葉です。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよい場所を好みます。
半日以上は日の当たるところが望ましく、木もれ日程度の明るい半日陰でも育てられますが、日当たりが悪くなるほど花は咲きにくくなります。
根が張ればかなりの乾燥にも耐え、大きく茂りやすいので、かえって乾燥しやすいやせ地のほうがバランスよく育ちます。
耐寒性、耐暑性が強く、一部の半耐寒性の品種を除き、全国で栽培可能です。

・水やり

庭植えではほとんど不要です。
鉢植えでは用土が乾き始めたらたっぷり与えます。
乾燥させると葉が枯れやすく成長しません。

・肥料について

庭植えでは余程のことがない限り不要です。
鉢植えでは、生育期間中、肥料切れしないよう定期的に施します(月1回の置き肥または月3回くらいの液体肥料)。
花つきをよくするには、成長が止まらないよう、常に新芽を伸ばすようにすることが大切です。

・病気と害虫

病気:灰色かび病

茎葉が混み合って風通しや日当たりが悪いと発生することがあります。

害虫:アブラムシ

時折、葉や花につくことがあります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸