10月

10月7日の誕生花〜エキナセア(ムラサキバレンギク)〜

今日は10月7日。
ミステリー記念日です。
1849年10月7日に推理小説の先駆者といわれるエドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来しています。

そんな10月7日の誕生花は、
「エキナセア」
というお花です。

今日はこのエキナセアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

紫馬簾菊

エキナセアは、北アメリカ原産のキク科ムラサキバレンギク属の宿根性多年草です。
名前は花の中心部がウニのようにトゲトゲしいことから、ギリシャ語でウニを意味する『echinos』に由来しているそうです。

品種によって草丈も様々で、30cm程の品種から、1m以上にもなる品種まで幅広くあります。
太く長い茎に細長い葉をつけ、茎の頂上に紫色の大きな花をつけます。
葉は葉先に行くほど細くなります。

開花時期は5月から8月頃です。
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。
くっきりした花姿で存在感があり、観賞期間が長いため、夏の時期の花壇の彩りに重宝します。
花色は白や赤、ピンク、グリーンなど多彩です。

切り花に利用され、花後も球状の形が長く残り、ドライフラワーにもなります。
また、オリジナル品種と呼ばれる品種はハーブとしての効用の期待できます。
ネイティブインディアンが薬用として使用していたものを言います。
昔は動物の噛み傷の手当や虫刺されなど、薬として広く役立てられてきた歴史があります。

◆花言葉

・あなたの痛みを癒します

アメリカのインディアンが歯や喉の痛み、伝染病、毒蛇に咬まれたときの解毒などに、最も重要な薬として伝えてきたことからつけられました。

・深い愛

薬効があって、咲き進むに従って花弁が下へ下がり始め咲き終わりの花の中央が盛り上がっていく姿からきているようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけのよいところで育てます。水はけが悪いと梅雨期に根腐れしやすくなります。春の芽出しは遅いほうで、6月ごろから急に大きく成長します。冬期は十分寒さにあわせたほうが、春からの成長がよくなります。

・水やり

庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷり与えます。
特に茎が伸びて蕾が見えるころから開花までは、極端に乾かさないよう多めに与えます。

・肥料について

5月から6月と10月ごろに月1、2回化成肥料の置き肥を行うか、または月4、5回液体肥料を施します。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、白絹病

灰色かび病、白絹病などが出ることがあります。水はけと風通しをよくして予防します。

害虫:フキノメイガ

地際の茎にフキノメイガの幼虫が入ることがあるので、見つけしだい早めに防除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸