9月

9月22日の誕生花〜ミソハギ(ショウリョウバナ)〜

今日は9月22日。
カーフリーデーだそうです。
都市生活と車の使い方の問題について考える日とされ、世界の約2,000都市で、この日1日都市中心部へのマイカーの通行規制が行われます。
1997年9月9日にフランスのラ・ロシェルで行われた社会実験を起源とし、1998年からフランス環境省の呼びかけて全国一斉に行われるようになり、この年から9月22日に行われるようになりました。
日本では横浜市・名古屋市など9都市で行われ、いくつかの都市ではこの日に近い秋分の日に実施されています。

そんな9月22日の誕生花は、
「ミソハギ」
というお花です。

今日はこのミソハギについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

精霊花

ミソハギは日本各地の湿原や小川、用水路の縁などに見られるミソハギ科ミソハギ属の多年草です。
名前の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれています。

葉は十字対生する単葉で、長さ2cmから6cm程で幅1cm程の披針形です。
細い地下茎を伸ばして群生し、夏に1cm程の大きさの花を稲穂状に咲かせます。
開花時期は7月から9月と長期に渡ります。
ミソハギの細い茎は上に向かって垂直に伸び、草丈は1mから2mほどになり、花穂は30cmにもなります。
冬に地上部が枯れても春にまた芽吹きます。

耐暑性、耐寒性ともに優れ、病害虫の心配も無い強健な性質です。
自生地がやや湿った場所なので、鉢の半分から株元くらいまでが水に浸かるように育てる抽水栽培も可能で、ビオトープにも適しているなど、幅広い環境で育てることができます。
お盆の花というだけでなく、イングリッシュガーデンなど自然の趣を重視した水場を取り入れた庭づくりにはとても重宝する植物として人気があります。

◆花言葉

・切ないほどの愛

お盆の頃に咲く花を見ると亡くなった人に思いを馳せたことからつけられたのでしょう。

・愛の悲しみ

お盆に仏様やお墓に供える花であることからつけられています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

浅い水中で抽水植物としても、陸上の花壇でも問題なく成長します。
いずれの場合も必ず日なたで育てます。

・水やり

鉢植えの場合は腰水にするか、池や水槽に沈めます。
水深は鉢の表土の上3~7cmが目安。庭植えの場合は、表土が乾いたら水を与えます。

・肥料について

4月から6月にかけて、三要素等量配合の緩効性肥料を月に1回、4、5号鉢で3つまみを目安に施します。

・主な病害虫

比較的まれですが、ヨトウムシ、コナガの被害を受けることがあります。
発生期に見回って、見つけしだい捕殺します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸