今日は8月15日。
刺身の日と呼ばれています。
室町時代後期の書記官だった中原康冨の日記に「鯛なら鯛と分かるように、その魚のひれを刺しておくので刺身、つまり“さしみなます”。」という記述があり、それが刺身と言う言葉が文献に最初に登場した時だったようです。
これが、1448年の8月15日だったことにちなみむようです。
そんな8月15日の誕生花は、
「フレンチマリーゴールド」
というお花です。
今日はこのフレンチマリーゴールドについてご紹介します。
◆特徴
フレンチマリーゴールドは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の常緑一年草です。
アフリカンマリーゴールドと共に、マリーゴールドの代表的な観賞用品種の一つです。
メキシコ原産のパツラとその改良品種のことで、フレンチとついてもメキシコ産です。
それは、フランスの王室で栽培され、パリから広まったことによります。
草丈は30cmから50cmほどで、よく枝分かれして、株がやや横に広がります。
葉や総苞に油腺があり、独特の強い臭いがあります。
葉は互生し、羽状に深く裂けて、縁には鋸歯があります。
花は茎の先端に5cm程の頭花を1つずつ咲かせます。
開花時期は6月から10月頃までです。
花色は、黄色や橙色の他、赤や斑入りのものもあり多彩で、一重咲き、八重咲き、二色咲きなどもあります。
食用となるエディブルフラワーとしても知られています。
畑の線虫を殺すコンパニオンプランツとしても利用されるそうです。
◆花言葉
・いつも側に置いて
由来はいつもそばに置いておきたいほど、可愛らしい品種なことにちなみます。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと水はけの良い場所が適しており、土質はあまり選びません。
生育の適温は15℃から20℃くらいですが、夏の暑さにも耐え、軽い霜程度ならほとんど傷まず咲き続けます。
短日の方が花つきがよく、30℃以上になると咲きにくくなります。
・水やり
庭植えでは、よほど乾燥しないかぎり必要ありません。
鉢植えは、水切れで下葉が枯れ上がりやすいので、用土が乾き始めたら、たっぷり与えます。
・肥料について
庭植えは、植えつけ時に堆肥や腐葉土などを混ぜておけば、やせ地でないかぎり、特に肥料を施す必要はありません。
肥料(特にチッ素分)が多いと、葉が茂るばかりで花つきが悪くなります。
鉢植えでは、肥料切れしないよう、定期的にリン酸分の多い肥料を施すとよいでしょう。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
長雨や多湿にすると、花や枯れ葉にカビの生える灰色かび病が出やすいです。
風通しをよくして対策をします。
害虫:ヨトウムシ、アブラムシ、ハダニなど
生育期にヨトウムシ、アブラムシ、ハダニの被害を受けることがあります。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸