今日は8月9日。
ムーミンの日だそうです。
トーベ・ヤンソンのムーミンを記念する日で、日本やフィンランドでは、毎年この日に盛大なイベントが行われます。
元々日本のファンの間で、語呂合せから6月3日がムーミンの日とされていましたが、ムーミン誕生60周年の2005年に「全世界に通用する記念日を」との見解から、トーベ・ヤンソンの誕生日である8月9日をムーミンの日とすることになったのが由来です。
フィンランドの著作権者もこれを了承し、全世界共通で公式なムーミンの日となりました。
そんな8月9日の誕生花は、
「ブーゲンビリア」
というお花です。
今日はこのについてご紹介します。
◆特徴

ブーゲンビリアは、中南米原産のオシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木です。
名前の由来には2説あります。
1つは1760年代にブーゲンビリアの花を発見したフランス人探検家、ブーゲンビルにちなんで付けられた説です。
もう1つは、フランスの植物学者フィリベルト・コマーソンが見つけ、友人のルイス・デ・ブーゲンビルの名を冠したという説です。
花色は、盛夏をイメージさせる赤やピンク、オレンジなどの鮮やかで力強いものが多く、形は八重咲きや複色、葉に斑の入る品種もあります。
開花時期は5月から10月です。
日中温度が20℃から25℃以上でつぼみをつけるため、年2回ほど開花します。
温室ならほぼ1年を通じて花を楽しむこともできます。
美しく着色した部分は苞で、中心部に白色の小さな筒状の花をつけます。
熱帯産の植物であるため、やや寒さには弱いものの手間がかからず、手軽に育てることができます。
霜の降りない地域なら地植えでも栽培できますが、冬には葉を落とすこともあります。
◆花言葉
・情熱
真夏の太陽の下で群がって咲く花の赤やマゼンタ、オレンジなど夏のイメージにぴったりの鮮やかな花色の印象からつけられています。
・魅力溢れる、あなたは魅力に満ちている
枝がしなやかで弾むように伸び、トロピカルムードにあふれた花の姿や独特の花の形からつけられました。
・あなたしか見えない
花の盛りには枝いっぱいに葉が見えないほど情熱的に咲かせる明るく華やかな花の姿からつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりがよく、家や塀などの建造物のそばといった、根の発育が制限されるような場所が適しています。
日陰では咲かなくなるので注意してください。
また斜面や屋根の近くなど乾燥気味の場所も適しています。
・水やり
水やりを調整することで開花を促すことができます。
蕾がついている時期と剪定後は鉢土の表面が乾いてから与えますが、新しい枝が10cm程度以上伸びた状態では、乾かし気味に管理すると蕾がつきます。
・肥料について
常に肥料を施していると花芽がつきにくくなります。
開花後に、1か月程度効果がある置き肥を施してください。
・主な病害虫
あまり発生しないほうですが、枝先にアブラムシが発生することがあります。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸