7月

7月22日の誕生花〜バーバスカム(モウズイカ)〜

今日は7月22日。
ONE PIECEの日だそうです。
株式会社集英社が制定した記念日です。
日にちは、1997年の連載開始日にちなんでいて、連載20周年にあたる2017年に制定されました。

そんな7月22日の誕生花は、
「バーバスカム」
というお花です。

今日はこのバーバスカムについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ビロードモウズイカ

バーバスカムは、地中海沿岸から中央アジア原産のゴマノハグサ科モウズイカ属の宿根多年草です。
モウズイカ属は約300種程あり、多年草や二年草、高生種や矮性種、ピンク・紫・黃・白など花色も様々です。
茎葉にやわらかい白い毛が生えるのが特徴で、まったく毛が生えない品種もあります。
日本で良く見られるのは明治時代に渡来した、ヨーロッパ原産で大型の「ビロード・モウズイカ」で、栽培されていたものが全国的に広がって、日本各地で野生化しています。

地面を覆うように葉っぱを広げて生長します。
開花時期は6月から10月にかけてで、太くまっすぐに花径を長く伸ばし、穂状に下から順に可憐な小花をたくさん咲かせます。
花色が豊富なのも特徴で、白や紫、ピンクなどの花をたくさん咲かせます。
ロゼッタと呼ばれる葉だけの姿で冬を越したあと、つぼみをたくさん蓄えた花穂を立ち上げ、初夏に直径2~3cmの小花をつけます。
個々の花の命は短いですが、次々に花を咲かせながら伸び上がっていきます。
上まで咲き切ると花が終わります。

花茎はドライフラワーに使われ、薬効のあるハーブとして、鎮静・鎮痛・去‏痰剤などにも用いられています。
多年草と言っても短命な宿根草の部類に入りますが、一度植栽すれば放任で育つので初心者でも簡単に取り入れることができる草花です。

◆花言葉

・臨機応変な態度

観賞用として日本にはいってきたとされていますが、繁殖力が旺盛なので、種類によっては一度植えつけると根絶するのが難しいほど生育することにちなむようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい開けた荒れ地のような場所を好みます。
耐寒性も強く、石垣やアスファルトのすき間でも育つほど丈夫です。
ただし、高温多湿の蒸れには弱く、水はけと風通しをよくしておくことが大切です。
二年草の種類が多く、多年生のものでも冷涼地以外では通常二年草扱いとします。

・水やり

多湿にならないよう注意し、鉢では用土が乾き始めたらたっぷり与えます。
蕾が出てから開花中は極端に乾燥しないようにします。

・肥料について

育苗中は月に1~2回液体肥料を施します。
秋のうちにしっかりと苗をつくっておかないと、翌年よい花が咲きません。

・病気と害虫

病気:立枯病、カビ類

育苗中の立枯病やカビ類に注意します。
日当たりと風通しをよくして、蒸れないよう管理します。

害虫:メイガ類

地際の茎にメイガ類の幼虫が入ることがあります。
春、茎が伸び出てからは特に注意して早めに防除します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸