今日は7月20日。
ハンバーガーの日です。
1971年のこの日に、東京銀座の三越内に日本初のハンバーガーチェーンである日本マクドナルドの1号店が開店したことにちなみます。
そんな7月20日の誕生花は、
「テッポウユリ」
というお花です。
今日はこのテッポウユリについてご紹介します。
◆特徴
テッポウユリはユリ科ユリ属の多年性球根植物です。
日本固有のユリとして知られ、九州南部から沖縄にかけて分布しています。
明治時代に海外へと輸出されるようになりました。
元来、屋久島以南の島や中国に自生していたユリです。
台湾固有種で、中国や尖閣列島にも自生しています。
草丈は70cmから100cm程に成長します。
葉は平たくて細長く先のほうが尖り、基部のほうがやや広い形です。
まっすぐに伸びた茎の先に漏斗状の白い花を横向きにつけます。
花被片は6枚で、花冠の長さは10cmから15cmくらいです。
花色は白が一般的ですが、花びらの外側が茶色がかることもあり、この濃淡には個体差があります。
他の種類と交雑しやすいことから、今ではテッポウユリを親とした園芸品種がたくさん生み出されています。
栽培も非常にしやすい品種で、淡い香りも魅力的です。
◆花言葉
・純潔
純白の花の清らかでけがれのないしとやかな姿からつけられています。
・偽れない
聖母マリアに捧げられた神聖な花であることからきているとされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりのよい場所を好みます。
ただし、乾燥は苦手で、真夏の気温が高い時期は乾燥しがちになりますので、鉢植えの場合は半日陰や日陰に移動させましょう。
また、テッポウユリは連鎖を嫌います。
前年と同じ土に植えることや同じ場所に植え付けないようにしてください。
地植えの場合は、2年に1回は植え替えるようにすると生長しますよ。
・水やり
土が乾いたらしっかりと水を与えます。
暑い時期に開花する特徴のあるテッポウユリは、開花時期に特に乾燥しがちになります。
水が足りなくなると花がしぼんでしまったり、弱ってしまったりすることがありますので、水を切らさないように注意してください。
地植えの場合は、しっかりと根付いていれば降雨のみで十分ですが、夏場で日照りが続くような場合には水を与えてください。
・肥料について
肥料を必要とする植物で、与えない場合には上手く栄養が得られず、球根が丸く太らないことがあります。
与えない状態が続くと、毎年開花しなくなりますので、肥料を絶やさないように気をつけてください。
芽を出したら、緩効性肥料を1回与えてください。
育成期は液体肥料を2週間に1回の割合で与えます。
・主な病害虫
テッポウユリはアブラムシの被害に遭うことがります。
虫がたくさんつくと食害にあい、テッポウユリが弱りますので薬剤を使用して駆除してください。
主な引用・参考元
・GreenSnap