6月

6月18日の誕生花〜ゴデチア〜

今日は6月18日。
おにぎりの日です。
石川県鹿西町(現:中能登町)の竪穴式住居跡の遺跡から、日本最古のおにぎりの化石が発見されたことで、鹿西町が「おにぎりの里」としての町興しのために制定しました。
鹿西のろく(6)と、毎月18日の「米食の日」から6月18日が選ばれたようです。

そんな6月18日の誕生花は、
「ゴデチア」
というお花です。

今日はこのゴデチアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ゴデチア

ゴデチアは、アカバナ科サンジソウ属の耐寒性または半耐寒性の一年草です。
アメリカの西海岸、特にカリフォルニア州に多く自生しています。

ゴデチア・アモエナ(Godetia amoena)とゴデチア・グランディフローラ(G. grandiflora)との交雑により、多くの園芸品種が生まれています。
サテンのような光沢と紙細工のようなひらひらとした花弁が花壇を華やかに彩ります。
華やかな花色が多いですが、透明感があるので、上品な印象です。

春から初夏に移り変わる頃、花びらが薄紙のようにヒラヒラした光沢のある花を咲かせます。
別名のイロマツヨイの名の通り、ツキミソウに似た花の形をしています。
花びらは雨に弱いため、雨水が直接当たらないようにするなど注意が必要です。
株はよく分枝してこんもりし、花は頂部に咲かせるので切花にも使いやすいです。
近年は15cmから20cm程の矮性種が多く出回るようになり、花壇でも扱いやすくなりました

花が茎の先端に上を向いて咲き、水あげ、花もちがよいので、切り花としても利用できます。
切り花にしたあとも小さな蕾まで咲くので、長く楽しめます。

◆花言葉

・変わらぬ熱愛

茎先に集まって一面に咲く、赤や紫紅色、サーモンピンクなどの花の色鮮やかさからつけられました。

・静かな喜び

紙細工のような薄い花びらにサテンのような光沢のある花が一斉に上を向いて咲くことからつけられたようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

水はけのよい日なたで育てます。
粘土質の土で育てることには向いていないので、その場合は川砂やパーライトを加えて土壌改良します。
薄い花弁は雨水で傷みやすいので、鉢植えであれば、開花中は軒下などに移すします。
植えつけが遅れて冬までにしっかりと根が張らない場合は、霜柱で小苗が持ち上げられることがあるので、防寒対策をします。

・水やり

土が乾いたらたっぷりと水やりします。
特に、植えつけ直後と、開花中に水切れを起こさないよう、表土が乾き始めたら水を与えます。

・肥料について

元肥として少なめの緩効性化成肥料を土壌に混ぜておきます。
肥料が多いと倒れやすくなるので追肥は不要です。
ただし、鉢植えの場合で肥料切れの症状が見られたら、3月に液体肥料か化成肥料を施します。

・病気と害虫

害虫:アブラムシ

春に新芽や蕾に群がって汁を吸います。
見つけしだい、適用のある農薬で駆除しましょう。

病気:立枯病

せっかくつくった苗が、春に地際付近から腐って倒れることがあります。
連作したり、土壌を過湿にしたりすると発生しやすくなります。
発生したら抜き取って処分することになります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸