今日は4月30日。
葉酸たまごの日だそうです。
「よう (4) さん (3) たまご (0) 」の語呂合わせから呼ばれるようになりました。
胎児の先天障害のリスクを減らす栄養素『葉酸』を含む『葉酸たまご』を広く知ってもらうのが目的。
そんな4月30日の誕生花は、
「モッコウバラ」
というお花です。
今日はこのモッコウバラについてご紹介します。
◆特徴
モッコウバラは、中国原産の常緑つる性低木です。
バラの一種ですが、枝には棘が少ないため扱いやすいのも特徴の一つ。
和名では「木香薔薇」と書き、その由来は、インド原産のキク科の木香という芳香性のある生薬にも使われる植物に香りが似ていることから。
モッコウバラは、皇室の秋篠宮眞子様のお印にもなっています。
一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせます。
白色や黄色の小さな花は、花つきがとても良いです。
また、一度咲かせた花のもちもよく、ほのかに芳香も楽しむことができます。
開花期は4月から5月で一期性です。
病気にも強く、ある程度の暑さへの耐性もあります。
ただ、一方で極寒には弱く、寒冷地での栽培には注意が必要です。
強健であると同時に生育も旺盛で、放任しておくと10mくらいにまで生長します。
花が終わったら早めに剪定を行い樹形を整えることと、適宜誘引を行い枝が暴れないように管理する必要があります。
生育期の枝はしなやかなため、フェンス緑化などへの利用もやりやすいです。
ガーデニング初心者にもおすすめのバラの一つです。
◆花言葉
・純潔(特に白品種)
白いバラの花言葉でもあり、聖母マリアの伝説からこの花言葉に由来しているそうです。
・あなたにふさわしい人
挿し木を添えるとツルが伸びて寄り添っていく様子からつけられた花言葉。
アーチに絡ませるととても素敵です。
・初恋
モッコウバラが小さく静かに咲くことから少女を思わせることにちなんでいるとされています。
・幼い頃の幸せな時間
芳香性のある白や淡い黄色といった優しい花をたくさんつけるモッコウバラは、メルヘンチックな見た目から、このような花言葉がつけられたそうです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
モッコウバラは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
半日陰くらいまでなら栽培可能ですが、日当たりの良い場所に比べると花つきが悪くなります。
・水やり
鉢植えのモッコウバラは土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出るくらいに水やりをします。
地植えのモッコウバラは根付いてからは水やりの必要はありません。
真夏の高温乾燥が続くような時のみ水やりを行います。
夏の水やりは早朝の涼しいうちか夕方に行うようにしましょう。
・肥料について
モッコウバラは多肥を嫌います。
肥料過多にならないように注意しましょう。
やり過ぎると、花が咲かない原因になることがあります。
早春の芽が動き始めるころと花後に緩効性肥料を与えます。
・主な病害虫
モッコウバラは、病害虫の被害が少ないバラですが、まれにアブラムシやハダニが発生します。
ハダニは湿度が高くなると発生しますので、風通しの確保のためにも適度な剪定が必要です。
主な引用・参考元
・LOVEGREEN