10月

10月10日の誕生花〜ブバルディア(カンチョウジ)〜

ブバリア

今日は10月10日。
目の愛護デーです。
これは10月10日の「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることにちなむようです。
中央盲人福祉協会が1931年に「視力保存デー」として制定し、戦後、厚生省(現厚生労働省)によって「目の愛護デー」と改称されました。

そんな10月10日の誕生花は、
「ブバルディア」
というお花です。

今日はこのブバルディアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ブバリア

ブバルディアは、熱帯アメリカ原産のアカネ科ブバルディア属の半常緑性低木です。
名前はルイ13世の侍医でフランス王室庭園長でもあったシャルル・ブバール氏にちなんで付けられました。
花が丁字の花に似ていて、細い管のようになっている先に花がつくので和名では管丁字(カンチョウジ)と呼ばれています。

花は四角形の蕾から美しい4枚の花弁が広がり、十文字のような特徴的な形に咲かせます。
ひとつひとつの花は小さく、何輪も集まって咲きます。
花色は赤、ピンク、白、黄色、オレンジなどがあります。
香りがあり、花の大きさも種類によって異なります。
咲き方は定番の一重咲きのほか、八重咲きもあります。

結婚式で使われるようなブーケに利用されていることが多いです。
近年では栽培用に苗が出回ることも増えましたが、以前は生け花やフラワーアレンジメント用の切り花しか出回っていませんでした。

◆花言葉

・交流、親交

ブバルディアには約30種の原種があり、これらをもとに多くの園芸品種が作られていることに由来するといわれます。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

温暖な気候を好み、15℃以上で生育し、冬越しには最低温度7℃から8℃くらいを保つようにします。
日照を必要とするので、真夏以外は日がよく当たる場所で栽培します。

・水やり

乾燥させると生育が止まり、ひどい場合は落葉することもあるので、生育中は、用土が乾燥しないよう十分に水を与えます。
水はけをよくしておくことも大切です。

・肥料について

真夏と冬を除き、肥料切れしないよう、定期的に施します。
月1回の置き肥、または月3回くらい液体肥料を施します。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、うどんこ病

日当たりと風通しがよければ、病気はあまり見られませんが、灰色かび病やうどんこ病が出ることがあるので注意します。
また、多肥多湿の状態が続くと根が傷むので、乾燥させないようにしながらも、水はけよくしておき、低温期、高温期は肥料を施さないようにします。

害虫:アブラムシ、ハダニ、オンシツコナジラミなど

アブラムシが発生したら、早めに殺虫剤を散布して駆除してください。
ハダニが発生するときは、葉水で対処します。
オンシツコナジラミについてもアブラムシやハダニと同様に殺虫剤や薬剤を用いて早めに駆除することが必要となります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸