4月

4月28日の誕生花〜バイカウツギ〜

今日は4月28日。
サンフランシスコ講和記念日とされています。
1952年4月28日に日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)が発効し、日本の主権が回復、国際社会に復帰したことから制定された記念日です。
なお、条約が調印された9月8日は「サンフランシスコ平和条約調印記念日」となっている。

そんな4月28日の誕生花は、
「バイカウツギ」
というお花です。

今日はこのバイカウツギについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

バイカウツギ

バイカウツギは本州の岩手県から四国・九州に分布している、高さ約2mの落葉低木です。

6月から7月に枝先に白いさわやかな花を咲かせます。また、茎が中空のためにウツギの名前がついています。
一般に「梅花空木」と書きますが、中国名では「山梅花」と表記します。
学名のsatsumi(サツミ)は、「薩摩(鹿児島県)産の」の意味ですが、鹿児島県では分布が確認されていません。

ウメに似た純白の花を初夏に咲かせ、ほのかな芳香があります。
香りの良さから、香水に使われることもあります。

樹形は、枝分かれして成長するためにブッシュ状になります。
積雪地帯では枝折れを防ぐために雪囲いが必要です。
1851年にヨーロッパに紹介され、品種改良に用いられています。

植える場所や土質を選ばず手もあまりかからないため、日本では一般家庭の庭木としてもおなじみです。

◆花言葉

・香気

バイカウツギの花は柑橘類に似た香りがして、葉を揉むとキュウリのような香りがすることからきているようです。

・思い出

香りをかぐと、思い出や記憶に結びつくから、だそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよいところを好みますが、強い西日の当たる場所は嫌います。
土質は特に選びませんが、肥よくな壌土質の土(砂質土に粘土分が3割程度含まれる土壌)を好みます。

・水やり

庭植えであれば、基本的に水やりは不要です。
鉢植えは、夏期に水切れを起こさないよう、注意して水やりを行いします。

・肥料について

庭植えでは、冬から早春に有機質肥料と緩効性の化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=8-8-8)を混合して施します。
鉢植えも庭植えも夏(花後)には油かす、液体肥料などを施します。

・病気と害虫

病気:うどんこ病

枝葉が茂り過ぎた際や、湿気が多くなる梅雨時に、白い粉がふいたようなカビが生えるうどんこ病が発生することがあります。

害虫:カイガラムシ

樹勢が低下したときや、枝葉が茂り過ぎたときに発生することがあります。


主な引用・参考元