今日は4月20日。
郵政記念日と呼ばれています。
これは逓信省が「逓信記念日」として1934年に制定した記念日です。
1871年のこの日に、日本でそれまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度が実施されたことを記念して制定されました。
そんな4月20日の誕生花は、
「ストロベリーキャンドル」
というお花です。
今日はこのストロベリーキャンドルについてご紹介します。
◆特徴
ストロベリーキャンドルは、ヨーロッパに自生するマメ科の植物です。
草丈は、20~60センチ程で、春から初夏にかけて、赤い集合花を伸ばします。
最近では白花も見られます。
別名は、ベニバナツメクサやクリムソンクローバーなどと呼ばれています。
寒さには比較的強く本来は多年草ですが、高温多湿が苦手なので、日本では一年草扱いになっています。
日本には、明治時代にやってきました。
当時は、牧草としての利用を目的にいってきたハーブなのですが、あまり広まらなかったそうです。
ストロベリーキャンドルは、丈夫で育てやすく肥料もほとんど必要としません。
さらに、こぼれ種で発芽するほどで、種まきによる増やし方も簡単です。
ストロベリーキャンドルは、開花の少し前の時期になると花茎の先に紅色の花を咲かせます。
赤い花色が可愛らしく、寄せ植えのアクセントなどにぴったりです。
ストロベリーキャンドルの花の大きさは、6~8ミリ程で、キャンドルの炎のような、細長い形をしているため、「ストロベリーキャンドル」という名前がつけられましたそうです。
◆花言葉
・胸に火を灯す
紅色の花模様がまるでキャンドルの炎のような形をしたハーブです。
そのため炎をイメージして、この花言葉がつけられました。
・煌めく愛
その花姿が炎が煌めくようにも見えることから付けられたそうです。
ストロベリーキャンドルの花がいくつも咲きながら風に揺らぐ様子は、まるで愛を奏でる恋人たちのようです。
・素朴な愛らしさ
園芸品種の豪華なお花というよりは、雑草に近い素朴な印象の植物です。
そんなストロベリーキャンドルの草姿を表現しているのがこの花言葉ですね。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
過度に強い日差しが当たらない涼しい環境を好みます。
高温多湿では株が弱り、枯れることもあります。
水はけと風通しをよくして、蒸れないようにしておき、夏の高温期以外は、できるだけ日によく当てます。
環境が良ければ、やせ地でも育つほど丈夫ですが、極端に乾燥させないようにします。
多年草の種類は夏越しに注意が必要ですが、一年草の種類は、秋まきで翌春開花するので栽培は容易です。
・水やり
根がしっかり張れば乾燥に強く、庭植えではほとんど必要ありません。
鉢やコンテナでは、用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。
多肥多湿は根腐れを招くので、水はけをよくしておくことが大切です。
・肥料について
マメ科植物で緑肥作物としても利用もされるので、庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、生育の様子を見て液体肥料を施します。
・主な害虫
アブラムシやハダニによる被害が出ることがあります。
見つけしだい防除します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸