3月

3月25日の誕生花〜プリムラ・マラコイデス〜

今日は3月25日。
電気記念日だそうです。
1878年の3月25日に、東京・銀座木挽町に開設された、中央電信局の開局祝賀会が虎ノ門の工部大学校(現在の東京大学工学部)で開かれ、式場に50個のアーク灯が点灯された。
これを記念して日本電気協会が1927年9月に制定された記念日です。

そんな3月25日の誕生花は、
「プリムラ・マラコイデス」
というお花です。

今日はこのプリムラ・マラコイデスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

プリムラ・マラコイデス

プリムラ マラコイデスは、花色が豊富なことと、多花性でとても花つきが良いことから、花壇や寄せ植えに使う花としてとても人気のある草花です。
プリムラは多年草の品種もありますが、このプリムラ・マラコイデスは暑さに弱く、一年草として扱われています。
一方比較的寒さには強いことから早春の鉢花として親しまれています。
色は白・ピンク・深紅・暗紫・複色・絞り咲きなどがあり、うぶ毛が生えたロゼット葉を形成しています。
株全体に白い粉がつくことから、ケショウザクラ(化粧桜)という和名がつけられています。
花の大きさや咲き方、色など、品種が豊富で、毎年新しい品種が創り出されています。

◆花言葉

・気取らない愛

花の色が少なく外観がシンプルな印象から素朴、気取らない愛という花言葉がつけられたと考えられています。

・運命を開く

リング状に集まった花が次々と段をなし、厳しい冬の寒さを乗り越えて咲くことからつけられたそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えの場合は、夏にタネをまいてできた苗を、9月半ば頃までは半日陰で管理し、それ以後は日なたで管理します。
大輪の品種は寒さに弱いので、冬は凍らせないように防寒します。
小輪品種は凍ると葉が白く枯れますが、寒風に当てなければ戸外で冬越しできます。
凍ると花が傷むので、霜の当たらない軒下で管理しましょう。
厳寒期に入手した開花鉢は、室内の日当たりのよい場所で管理しますが、室温が高いと花が早く終わってしまうので、日中は風通しのよい、加温していない室内に置きましょう。
夏は雨の当たらない涼しい半日陰で管理し、秋以降は再び日なたに戻します。
庭植えの場合、小輪品種は戸外で冬越しできるので、秋に南向きの日だまりのような場所に植えつけます。
大輪品種は庭植えには向きません。

・水やり

鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。庭植えの場合は、特に水やりの必要はありません。

・肥料

10月から4月は、緩効性化成肥料(チッ素:リン酸:カリ=12:12:12など)を施してください。
花を次々と咲かせるにはたくさんの養分が必要です。
1月から4月の開花期は液体肥料(チッ素:リン酸:カリ=6:10:5など)も施し、肥料切れしないように注意します。
夏越し中の6月から7月と9月は、規定の濃度よりも薄めの液体肥料を施します。

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・病気と害虫

病気:灰色かび病

灰色かび病は低温多湿になると発生するので、晩秋から春まで注意が必要です。
花がらをこまめに取り除いて、風通しをよくすることで発生が抑えられます。

害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジ

アブラムシが生育期間を通じて発生します。
株についたアブラムシを冬のうちに手で取り除いたり、薬剤で防除したりしておくと、春以降の発生が少なくなります。
ヨトウムシは春から秋にかけて発生します。
大きくなると、日中は用土の中や株元に隠れる性質があります。
少しでも葉が食害されていたら、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除します。
ナメクジも夜行性です。
こちらはわかりやすいので見つけしだい、取り除きます。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸