今日は3月8日。
ミモザの日です。
イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デッラ・ドンナ)」『女性の日』とされ、男性が日ごろの感謝を込めて、女性に愛や幸福を呼ぶと言われるミモザ(フサアカシア)を贈る日です。
そんな3月8日の誕生花は、
「バイモ」
というお花です。
今日はこのバイモについてご紹介します。
◆特徴
バイモは、中国原産のユリ科バイモ属の球根性多年草です。
名前は、地下にある白い鱗茎が二枚貝のような形をしていることから名付けられました。
別名アミガサユリ(編笠百合)とも呼ばれ、バイモの花の内側が網目模様でうつむきに咲く花姿が編み笠のようであることが由来だそうです。
日本には、江戸時代中期に渡来したと伝えられています。
高さ30-80cmに生長します。
葉は長さ7cmから10cm程で線状披針形、上部にあるものは先が長く伸びて巻きひげ状になる性質があります。
開花時期は3月から4月頃で、赤色や淡緑色の花を咲かせます。
花の大きさは3、4cm程で、釣鐘型の花弁6枚からなる花をつけます。
耐寒性はややありますが、耐暑性には弱い植物です。そのため、夏の時期には室内で管理すると良いでしょう。
原産地の中国では、約700年前から薬用植物として栽培されてきました。
バイモは全草にアルカロイドなどを含み、乾燥させた鱗茎は生薬として咳止めや止血、解熱などに効果があります。
その他、肺の化膿性疾患や喉の痛みなどにも用いられます。
◆花言葉
・謙虚な心
うつむくようにたれて咲く淡い緑白色の釣鐘形の花の姿からつけられた花言葉です。
・才能
古くから茶花として親しまれ、球根(鱗茎)に去痰、鎮咳、鎮痛、止血作用などがあり、漢方薬がつくられることからきているようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりの良いところで栽培します。
暑い場所が苦手なので、特に夏場は特に気をつけてください。
・水やり
春から夏の時期にかけては、しっかりと水を与えます。
一方、バイモが休眠する冬の時期は水はほとんど与えなくて大丈夫です。
・肥料について
春に緩効性肥料を与えます。
・主な病害虫
根腐れや球根の腐敗に注意が必要です。
水はけが悪い土だと、球根や根が腐ることがあります。
このため、梅雨の時期などは気をつけてください。
主な引用・参考元
・GreenSnap