今日は2月27日。
冬の恋人の日だそうです。
2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に「恋人同士の絆を深める日」を設けようと、結婚カウンセラーなどが制定した日です。
絆の「ずな」→「づな」→「ツー・ナナ」→「27」の語呂あわせから、2月27日が選ばれました。
そんな2月27日の誕生花は、
「ユキヤナギ」
というお花です。
今日はこのユキヤナギについてご紹介します。
◆特徴
ユキヤナギは、中国原産のバラ科シモツケ属の落葉性低木です。
名前の由来は、枝垂れような枝ぶりが柳に似ていて、その枝に雪のように真っ白な小花が咲く姿が雪を連想させることから名前がつきました。
樹高は1mから2mと低く、株元から、たくさんの枝を出し、枝は緩やかなカーブで長くしなやかに枝垂れます。
葉は細長く小さめで、細かい鋸歯があります。
垂れた枝に付いているので、枝ぶりの姿は柳に似ています。
花は枝先の長い穂に白やピンクの小さな花を沢山つけることが特徴で、開花時期は3月から5月です。
花径は1cm程で、花びらは5枚つきます。
一度咲くと、2、3週間の長い間花を楽しむことができます。
雪柳は生育が良い植物なので、公園の花壇などに植えられています。
開花後に株元まで切り戻しても新しい枝が伸びて、翌年には綺麗な花が咲きます。
名前から開花時期が雪の降る冬の季節に思われがちですが、桜と同じように早春ごろから咲き始める植物です。
◆花言葉
・静かな思い
早春にしだれる枝を埋めつくすほど真っ白い花がまばゆく群れ咲いても、しとやかでにぎやかな感じのしないことからつけられたのでしょうか。
・愛らしさ
花径1cm程の5枚の花びらの白い小さな花の可憐さからつけられた花言葉です。
・殊勝、懸命
白い小花が2輪から5輪が集まって、枝いっぱいに行儀よく並んで一斉に開くところからつけられたのでしょう。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
強健で生育のよい花木なので、どんな土壌にも適しますが、開花させるためには、日なたに植えることが必要です。
また、枝が密生すると、病害虫が発生しやすくなるので、風通しのよい場所を選びましょう。
大きくなるので鉢植えでは栽培しません。
・水やり
極端に乾燥する夏の高温期以外、水やりは必要ありません。
・肥料について
1月上旬から2月下旬に寒肥を、5月に花後のお礼肥として、緩効性の化成肥料を施します。
・病気と害虫
病気:うどんこ病
粉をまぶしたように葉が白くなります。
剪定して風通しを良くすることで予防します。
害虫:アブラムシ類、カイガラムシ類
枝が密生して風通しが悪くなると、アブラムシ類やカイガラムシ類が発生します。
こちらも剪定することで風通しを良くして予防します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸