今日は2月17日。
ガチャの日だそうです。
日本で初めてカプセル玩具の「ガチャ」を導入した「株式会社ペニイ」の創立記念日(1965年2月17日)に合わせ制定されました。
そんな2月17日の誕生花は、
「ミモザアカシア」
というお花です。
今日はこのミモザアカシアについてご紹介します。
◆特徴
ミモザアカシアは、オーストラリア原産のマメ科アカシア属の半落葉から常緑高木の植物です。
名前は、イギリスでmimosaと呼ばれた南フランスから輸入されるフサアカシアの切花と、古代ギリシャ語のakantha(棘)、ギリシャ語のakazo(棘、尖らす)から名づけられました。
多くの園芸品種がありますが、暖地でよくみられるのはギンヨウアカシアやフサアカシアです。
ギンヨウアカシアは名前の通り銀白色を帯びた葉をもち公園樹などに利用されます。
フサアカシアは葉色が緑で葉と花序が長くミモザの名で知られています。
樹高は大きくなると5mを超える高木です。
幹は太くなっても柔らかく、枝葉が茂りすぎると重みや風を受けて枝が地面に接するほど大きく曲がることもあります。
開花時期は3月から4月上旬で、春早くに株を覆うほどの黄色い花を咲かせます。
球形の花を多数咲かせ、芳香を漂わせます。
果実は5cm前後の豆果を多数つけ、6月下旬頃には紫褐色に熟し、裂けて種子を飛ばします。
3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。
この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザの花を贈る習慣があります。
日本でも「ミモザの日」とされ、女性へミモザの花を贈る習慣が定着しつつあります。
庭木としても人気で、銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。
ただし庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。
◆花言葉
・秘めた恋、秘密の愛
昔、内気で愛の告白ができないインディアンの若者がアカシアの花の枝を娘に差し出し、承諾する娘は無言で受け取ったという慣わしからつけられたようです。
・豊かな感受性
小さな糸のような花弁が集まって球になり、球になったものが集まって房になる花からつけられた花言葉です。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日向から日当たりのよい半日陰で管理してください。
ただし、真夏の直射日光が当たり過ぎると葉焼けの原因になります。
風通しのよい場所を好みますが、強風で折れることがあるので、樹木が若いうちは添え木をするようにしてください。
・水やり
乾燥気味を好みます。
地植えでは、根付いてからの水やりは特に必要ありません。
夏場の高温乾燥が続いたときはたっぷりと水を与えましょう。
鉢植えでは、表土が乾いてから一日空けて水やりをするくらいのペースで十分です。
鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと与えるようにしましょう。
・肥料について
痩せ地でも育つ樹木ですので、過肥の必要はありません。
花付きが悪くなってきたら、周りの土に腐葉土を漉き込むようにしてください。
鉢植えでは、植え替えの度に腐葉土と赤玉土を混ぜ込むようにしましょう。
・主な病害虫
カイガラムシが付きやすい樹木です。
特に日当たりや風通しといった条件の悪い場所では発生しやすいので気をつけましょう。
カイガラムシは、柔らかいうちであれば歯ブラシでこそげ落とせます。
固くなってしまっていたら傷んだ枝は剪定をし、薬剤を散布してください。
主な引用・参考元
・LOVEGREEN