2月

2月3日の誕生花〜カスミソウ(ムレナデシコ)〜

今日は2月3日。
鬼除け鬼まんじゅうの日だそうです。
岐阜県瑞浪市の「美濃廣庵 満開堂」によって制定されました。
中部地方のソウルフードと呼ばれ、同店で人気の和菓子「鬼まんじゅう」を全国の人々に知ってもらうことを目的としています。
日付は寒さがピークを迎える頃の節分に、温かい蒸したての「鬼まんじゅう」を食べて、鬼が現れる夜までに厄除けをしてもらいたいとの思いから選ばれました。

そんな2月3日の誕生花は、
「カスミソウ」
というお花です。

今日はこのカスミソウについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

群撫子

カスミソウは、アジアや地中海沿岸原産のナデシコ科ジプソフィラ属の一年草または多年草です。
学名であるGypsophilaは、石炭質の土を好むことからギリシャ語で”石膏”を意味する「Gypsos」と”愛する”を意味する「Philos」を語源とします。
和名は、満開を迎えたカスミソウ(かすみ草)が霞のように見えることから霞草と名付けられたそうです。

開花時期は5月から7月頃で、ふわふわとした小さい可愛らしい花を咲かせます。
白の花のイメージが強いですが、種類によっては淡いピンクがあります。
切り花では色とりどりに着色されたものも出回っています。
花が大きめのサイズもあり、咲き方は、一重咲きと八重咲きがあります。

水分量が少なく、花びらが薄ため、乾燥に時間がかからないので、ドライフラワーにおすすめの花材です。
最近は花壇やプランター向きの矮性種もあります。

◆花言葉

・親切

たくさん集まって咲く花がやさしく愛らしいことからつけられた花言葉です。

・切なる喜び

網の目のように別れた細い枝先に無数の花をあふれるように咲かせる様子をたとえてつけられたのでしょうか。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しの良い場所が適しています。
湿気を好まない植物なので、水はけの良い土壌が適しています。

・水やり

地植えは根付いてからは特に水やりの必要はなく、降雨に任せて問題ありません。
鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
湿気を嫌うので必要以上に水を与えると、枯れの原因になります。

・肥料について

開花前の3月から5月、休眠期前の10、11月に追肥します。
一年草の品種では、開花期間中に使用する草花用の肥料の使用頻度を守って追肥しましょう。

・主な病害虫

病気:立枯病

真夏を除き立枯病にかかりやすいので、梅雨や湿気の多い時期はできるだけ乾燥している環境の中で育てましょう。

害虫:アブラムシ、ハダニ

アブラムシやハダニが付きやすいので、春先から秋までは注意が必要です。


主な引用・参考元
LOVEGREEN