12月

12月9日の誕生花〜プリムラ・オブコニカ(トキワザクラ)〜

今日は12月9日。
障害者の日だそうです。
1975年に国連総会で「障害者の権利宣言」が採択されたことを記念し、国際障害者年であった1981年の12月9日に開催された総理府(現内閣府)主催の中心記念事業「広がる希望の集い」で制定されました。

そんな12月9日の誕生花は、
「プリムラ・オブコニカ」
というお花です。

今日はこのプリムラ・オブコニカについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

常盤桜

プリムラ・オブコニカは、中国原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草です。
高温多湿に弱いため、一年草として扱われることも多いです。

葉は円形や広卵形で、縁に鋸歯があり、表裏面に毛が多いことが特徴です。
草丈は20cmから40cm程に生長します。
花期は12月から4月で、株の中心から花茎を伸ばして花序を出し、花径3cmから5cm程の花を多数咲かせます。
花色は淡いピンクや紫色が一般的ですが、園芸品種では赤、紫、オレンジ、白、複色など多彩な色が揃います。
6月から7月にタネをまいて苗を育て、12月から春に花を楽しみます。
伸ばした茎に花序をつけ、やや大きめの花を咲かせるためよく目立ちます。

ひどいかぶれを引き起こす、プリミンというアルカロイドを多く含むので、取り扱いには注意が必要です。
かぶれの程度には個人差がありますが、かぶれやすい人がもし触れてしまったときは、アルコールでふき取って石けんでよく洗い落とします。
品種改良によって、プリミンをほとんど含まない園芸品種も誕生しています。

◆花言葉

・しとやかな人

気品のある優しい風情につけられたようです。

・初恋

早くから春の訪れを告げて咲き、初恋を象徴する花であることからきています。

・貫徹

花茎を次々と立ち上げて長く咲き続け、最後の一輪まで花を咲かせることにちなみます。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりがよく風通しのよい場所で管理します。
ある程度の寒さには耐えられますが、霜が降りる時期は軒下などで管理した方が安全です。
花をたくさん楽しむためには、日照は必須条件です。
日光が足りないと、徒長したり花つきが悪くなります。

・水やり

庭植えでは、根付いてからは水やりの必要はありません。
鉢植えの場合、冬から春にかけて開花する草花なので、水やりを行う時間帯は午前中に行います。
渇いたらたっぷりと与えてください。
午後に水やりを行うと、夜までに土が適度に乾かず根が霜で傷むことがあります。

・肥料について

肥料は植え付け時に元肥として肥料を混ぜ込みます。
花の開花中は、薄めの液体肥料を7日から10日に1回程度与えて様子を見ましょう。
多花性なので、肥料が足りないと花付きに違いが出ます。

・主な病害虫

比較的、病害虫の少ない草花ですが、水はけが悪いと葉が蒸れて灰色かび病にかかるおそれがあります。
加湿ならないように気を付けるようにしましょう。


主な引用・参考元
LOVEGREEN