今日は12月6日。
音の日だそうです。
日本オーディオ協会によって1994年に制定されました。
1877年のこの日、トーマス・エジソンが自身が発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功したことを記念しています。
そんな12月6日の誕生花は、
「ゴクラクチョウカ」
というお花です。
今日はこのゴクラクチョウカについてご紹介します。
◆特徴
ゴクラクチョウカは南アフリカ原産のゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の常緑多年草です。
名前の由来は主にニューギニア島に生息する鳥の風鳥(別名は極楽鳥)に花姿が似ていることに由来しています。
別名ストレリチアは、植物愛好家であったイギリス王ジョージ3世の王妃シャーロットの出身家、Mecklenburg-Strelitz(メクレンブルク=シュトレーリッツ)の名前にちなみます。
葉は長めの楕円形で、長さ40cm、幅15cm程あります。
その様子は鳥が羽を広げたようにも見えます。
花は、小さな青い花弁と大きく尖ったオレンジ色の萼が扇子のように開くところが特徴的です。
鳥のトサカのように見えるため、豪華な印象を与えます。
開花時期は5月から10月で、しっかり管理してあげれば比較的長く楽しむことができます。
1つつぼみがあると同じところから複数回花が咲き、花もちも2週間ほどと長いため、エキゾチックな大ぶりのアレンジをする際の切り花として有名です。
1872年以前に日本へ渡来し、現在は高級な切り花として人気です。
丈夫で乾燥に強く、5度あれば越冬できる植物です。
◆花言葉
・恋する伊達男、気取った恋
極彩色の花を恋に浮かれる人にたとえたものです。
・すべてを手に入れる
南国の鳥のように鮮やかな花色と気取った女性を連想させる花の形からきているようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日なたから半日陰まで置くことができますが、よく日光に当てないと花つきが悪くなります。
暖地で庭植えにする場合は、日当たりと水はけがよく、北風が当たらないような場所がおすすめです。
植えつける際は、腐葉土などの有機物を十分に混ぜます。
・水やり
根が太く、乾燥には強いです。
水は鉢土が乾いてから与えるようにし、与え過ぎには注意が必要です。
特に冬に水を与えすぎると根腐れを起こしやすいので注意します。
庭植えにした場合は、根づいてしまえば特に水やりをする必要はありません。
・肥料について
春から秋にかけての成長期に、三要素が等量か、リン酸がやや多めの肥料を、置き肥として規定量施します。
・主な病害虫
枝や葉が混み合うとカイガラムシが発生することがあります。
また、乾燥が続くとハダニが発生することがあるので、葉水をこまめに与えると発生を防ぐ効果があります。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸