今日は10月29日。
ホームビデオ記念日です。
1969年10月29日に、ソニーと松下電器が家庭用ビデオテープレコーダ(U規格)の開発を発表したことに由来しています。
そんな10月29日の誕生花は、
「アメジストセージ」
というお花です。
今日はこのアメジストセージについてご紹介します。
◆特徴
アメジストセージは、メキシコや中央アメリカが原産のシソ科サルビア属の多年草です。
名前は、美しく咲く紫の花を宝石の紫水晶(アメジスト)にたとえてつけられました。
セージはラテン語からきていて、健康、治療、救うの意味があります。
ハーブの一種で薬効があり、治癒することに由来します。
株元から茎をたくさん生やして横にも広がりながら、高さも60cmから150cmと大きく生長します。
葉は先端が尖って、茎付近は少し広く、全体的に細長いです。
細かい毛に覆われて、白っぽい葉です。
日が短くなると花の芽が作られる短日植物で、夏の終わりから秋にかけて花が咲いていきます。
花は、長く伸びた茎の先にまとまって、穂のようになります。
シソ科らしい唇形の花を咲かせます。
紫色のイメージがありますが、実は白い花が咲きます。
一般的に、紫の部分は萼(がく)に該当します。
花は穂のように咲き、次第に垂れ下がってきます。
主に観賞用のハーブとして親しまれています。
ポプリやリースといったアレンジも楽しめる人気の植物です。
◆花言葉
・家族愛
長く伸びた花穂に小さな白い花が寄りそうように集まって咲く様子をたとえたものだそうです。
・炎のような情熱
情熱の赤をふくむ紫色の花穂が炎のように伸びていくことからきているようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりのよい場所で育てます。
どちらかというと乾燥を好むので、鉢植えで育てるときは水はけのよい土を選んで苗を植えるようにします。
湿気が多いと根腐れを起こしやすくなるので、気を付けてください。
冬場に霜にあたると枯れるので、鉢植えの場合は室内の日当たりが良い場所においてもよいです。
・水やり
春から初夏にかけては1日1回、梅雨が明けたら1日2回水やりをします。
涼しくなってきたら、水やりは週2、3回に減らします。
土が乾燥してきたと感じたら水やりをするようにしてください。
また、冬になると枯れてきますが、冬越しができれば、春になると新芽が出ます。
・肥料について
春と秋の年2回緩効性の化成肥料を与えます。
植え付けの時期に与えたら、その後は植え替えの時を目安にします。
肥料の与え過ぎは肥料焼けの原因にもなり、逆に成長を妨げるので注意しましょう。
・主な病害虫
ハダニが気温が高くなると出やすくなります。
乾燥した状態でも育つアメジストセージは、ハダニに葉を食いつくされると枯れてしまうこともあります。
夏場のハダニ対策は、水やりをしっかりするということも大事です。
アブラムシが新芽を狙って付くことがあります。
こちらも葉や茎が枯れるなどの被害がある他、病気の原因にもなります。
肥料のやり過ぎでアブラムシが発生するということもあるので、予防のためにも肥料は与え過ぎないようにしましょう。
葉っぱや茎が混み合っていると虫による被害を受けやすいので、こまめに剪定をすると良いでしょう。
主な引用・参考元
・GreenSnap