今日は10月14日。
鉄道の日です。
明治5年9月12日 (旧暦)に、新橋駅(後の汐留貨物駅・現在廃止)から横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)の間に日本で初めての鉄道が正式開業したことに由来しています。
1922年に日本国有鉄道が「鉄道記念日」として制定しました。
「鉄道記念日」のままでは国鉄色が強いということで、1994年に運輸省(現在の国土交通省)の提案により「鉄道の日」と改称し、JR以外の民間鉄道も含めての記念日となったそうです。
そんな10月14日の誕生花は、
「アメリカンブルー」
というお花です。
今日はこのアメリカンブルーについてご紹介します。
◆特徴
アメリカンブルーは、北アメリカ原産のヒルガオ科エボルブルス属の多年草または一年草です。
名前の由来は、アメリカからはじめて輸入するときに名前がわからず、アメリカ原産の青い花ということで日本ではこのように呼ばれるようになったそうです。
寒さには弱く、暖地であれば戸外で冬越しできますが、霜が降りるところでは枯れ、一年草として扱われます。
四方に這うように伸びながら花径1cmから3cmほどの可愛い青い花をいくつも咲かせます。
開花時期は5月から10月と比較的長く楽しむことができます。
花は、朝開いて夕方には閉じてしまう性質があり、曇りの日には咲かないこともあります。
アサガオやハイビスカスと同じ一日花とも言われています。
枝の先のほうに咲くので、摘心や切り戻しをして枝数を増やしておくと花がたくさん咲きます。
様々な方向に茎を広げて生長することから、寄せ植えやハンギングバスケット、グランドカバーによく利用されます。
毎年花を咲かせてくれる多年草なので、花壇やプランターにも加えやすい植物です。
◆花言葉
・あふれる思い
初夏から晩秋までの長い間、休むことなく咲き続ける愛らしい花の姿をたとえたものとされています。
・清涼感
冷たくさわやかなブルーの花色からつけられています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
鉢植えは、苗よりも1回り大きな鉢に水はけのよい土を準備し、株元が埋まるくらい深めに植え付けます。
地植えは、株同士の間隔を10~20cm空けて、苗よりも1回り大きな植え穴を掘って植え付けましょう。
根が弱いので、いずれの場合も根についた土は崩さずに植えるのがポイントです。
生育が旺盛なので、鉢植えだとすぐに根詰まりを起こしてしまいます。
そのため、1年に1回、1回り大きな鉢に植え替えます。
・水やり
湿気の多い環境が苦手で、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
地植えは、水やりをする必要はありません。
・肥料について
植え付けるときにゆっくりと効く緩効性の化成肥料を土に混ぜておきます。
そして、花が咲いている4月から10月は、株が消耗しないように植え付けと同様の肥料を2、3ヶ月に1回か、10日から15日に1回液体肥料を与えます。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
風通しが悪く、多湿になると、灰色のカビが発生することがあります。
花がらを残しておくと、腐敗して病気を招くので、こまめに取り除きます。
密植を避け、風通しと水はけをよくして育てましょう。
害虫:ハダニ
夏の乾燥時に、葉裏にハダニが発生することがあります。
湿気を嫌うので、水やり時には葉裏にもかけるようにし、風通しをよくして管理して予防します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸