今日は10月3日。
アンパンマンの日だそうです。
1988年のこの日、人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の放送が開始されたのを記念し、フレーベル館、トムス・エンタテインメント、日本テレビによって2016年に制定されました。
そんな10月3日の誕生花は、
「ジニア」
というお花です。
今日はこのジニアについてご紹介します。
◆特徴
ジニアは、メキシコ原産のキク科ヒャクニチソウ属の一年草です。
名前の由来は、18世紀のドイツの植物学者「ツイン(Zinn)」の名前に因んでいます。
また、別名のヒャクニチソウの由来は、初夏から晩秋までの間に咲き続け、開花期間が長いことにちなんで名付けられました。
開花時期は5月から11月の約半年間ほどで、キクにも似た花を咲かせます。
気温の下がる秋になると花色が鮮やかになってくるので、一番見頃の季節を迎えます。
花は超大輪、大輪、中輪、小輪と色々あり、咲き方もポンポン咲き、カクタス咲き、ダリア咲きなどとても多様です。
色についても赤やピンク、黄、白、緑など豊富なカラーバリエーションを持ちます。
ジニアは園芸だけでなく、切り花としても流通してきたことから、今後今以上に品種や色合いが多様になり、人気が出てくる花のひとつとも言われています。
◆花言葉
・別れた友への思い
ヒャクニチソウ(百日草)が夏でも花持ちがよく花期が長いので、お盆の仏前に捧げる花だったことからつけられています。
・幸福
ブラジルでは幸福を招く花と言われ、カーニバルになくてはならない花であることからきています。
・遠くの友を思う、不在の友を思う
先に咲いた花が新しく咲いた花に囲まれている姿に、遠くの友人を思う気持ちを重ねたものとされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと風通しのよい場所で育てます。
長雨に当たると病気が出やすいので、鉢植えであれば、梅雨時期に軒下など雨が当たらない場所へ移動させます。
庭植えの場合は、降雨による泥のはね返りを防ぐため、バーク堆肥などでマルチングをするとよいでしょう。
・水やり
夏の暑さには強いですが、乾燥しすぎると花が小さくなるので、庭植えであっても葉がしおれるようなときは、たっぷりと水やりします。鉢植えの場合は、表土がよく乾いたらたっぷりと水やりします。株元に水やりを行うようにすると、病気の予防になります。
・肥料について
植えつけ時に緩効性肥料を元肥として施すとともに、追肥として液体肥料を10日に1回程度施します。
・主な病害虫
病気:斑点細菌病、灰色かび病、うどんこ病、立枯病
泥のはね返りなどにより斑点細菌病がよく発生します。
病気に侵された株は早めに処分します。
その他の種も含め、株が蒸れると、灰色かび病やうどんこ病、立枯病が出やすいので、風通しよく育てます。
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシの他、高温乾燥時にハダニがよく発生するので駆除します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸