9月

9月19日の誕生花〜サンダーソニア(クリスマスベル)〜

今日は9月19日。
育休を考える日だそうです。
積水ハウス株式会社が制定した記念日で、この日を通して多くの人に男性の育休について考えるきっかけにしてもらうのが目的です。
日付は9と19を入れ替えた19と9で「育(19)休(9)」の語呂合わせから選ばれました。

そんな9月19日の誕生花は、
「サンダーソニア」
というお花です。

今日はこのサンダーソニアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

チャイニーズランタンリリー

サンダーソニアは、南アフリカ原産のイヌサフラン科サンダーソニア属の多年性球根植物です。
名前の由来は、かつて南アフリカのナタール地方にある園芸協会に所属していた、ジョン・サンダーソン氏が発見したことにちなむそうです。
別名クリスマスベルとも呼ばれますが、これは南半球において12月のクリスマスに咲くことと、ベルのような花姿からつけられました。

草丈は50cmから70cmで、笹のような細い葉をつけます。
葉は互生し柄のない披針形で、先端は尖るか巻きひげ状になります。
とても成長が早く、適温の環境で植え付けると約40日で開花します。

花は、茎の先に垂れ下がるようにして咲きます。
花の大きさは、2.5cm程で、1つの花は約1週間程度楽しむことができます。
風鈴のようにぷっくりとふくらんだ釣鐘形の花を咲かせることが特徴です。
開花時期は6月から7月で、オレンジや黄色の花を咲かせます。

球根には、コルヒチンという毒を含んでいます。
誤って食べてしまうと、下痢や嘔吐など中毒を起こしますので注意が必要です。

◆花言葉

・愛嬌

正面ではなく、どこか上目がちに見える佇まいが女性の武器であるを愛嬌思わせることに由来してます。

・望郷、祈り

この花の発見者であるジョン・サンダーソン氏が南アフリカから、故郷であるイギリスのことを懐古したことにちなむようです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

鉢植えは、植えつけから初夏の開花期までは日なたで管理し、花後は半日陰に移動させて涼しく過ごさせましょう。
庭植えは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。花後は日よけをして半日陰にすると成長が促され、球根が太ります。

・水やり

鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えましょう。
葉が黄ばんできたら水やりを中止して、土を乾かします。
庭植えには、ほとんど水を与える必要はありません。

・肥料について

鉢植えは、4月から6月に、液体肥料を施します。
サンダーソニアは夏高温になると、球根の成長が極端に悪くなるので、涼しい春から初夏の短期間に液体肥料を施して、成長を促しましょう。
庭植えも同様に4月から6月に、液体肥料を施します。
元肥以外に液体肥料を追肥することで生育を促します。
春から初夏の涼しいうちに、できるだけ球根を太らせましょう。

・主な病害虫

4月から7月、特に新芽にアブラムシが発生しやすいです、
よく観察し、発生したら防除しましょう。
ナメクジは5月から7月、特に梅雨どきに発生が多くなります。
小さな花芽や新芽を好んで食害します。
特に芽が出て間もないときに新芽を食べられると、その年は花を楽しめなくなることもあるので注意しましょう。
それは、すでにその芽にはその年に咲かせる花芽が形成されているためです。
昼間は鉢底や石の下などに潜んでいて、夜に這い出して植物を食べるので、夜に見回ると見つけやすいです。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸