9月

9月18日の誕生花〜ホウセンカ(ツマクレナイ)〜

今日は9月18日。
かいわれ大根の日だそうです。
日本かいわれ協会(現・日本スプラウト協会)が1986年9月の第1回総会にて制定しました。
9月は総会が開催された月からで、18日は数字の8を横にして、その下に1を付けるとかいわれの形に似ていることからこの日が選ばれました。

そんな9月18日の誕生花は、
「ホウセンカ」
というお花です。

今日はこのホウセンカについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

鳳仙花

ホウセンカは、東南アジア原産のツリフネソウ科ツリフネソウ属に分類される一年草です。
名前は、中国の伝説の鳥、鳳凰が羽ばたいているような花形から付けられた中国名「鳳仙花」を音読みしたものです。

草丈が20cmから80cmと品種によって幅があり、まっすぐ上に伸びる茎には細長く縁にギザギザのある葉っぱが互い違いにつけます。
開花時期は7月から9月で、葉っぱの脇に2輪から3輪の花を咲かせます。
花は一重で赤色のものが多いですが、近年の品種改良によって白やピンク、紫色と花色のバリエーションが増え、八重咲きの品種も出回るようになりました。

枯れた花についた黒く熟した実に触れると、種が弾ける特徴があります。
これは、次代をできるだけ広い範囲に繁殖させようとするメカニズムによるものと考えられています。
また、ホウセンカを何年も同じ土で育てていると連作障害が起こるといわれていますので、少しでも離れた場所に種を飛ばすことで、植物体へのダメージを少なくしようとするためとも考えられています。

◆花言葉

・私に触れないで

熟した実に触れるとはじけてタネをまき散らすことからつけられています。

・短気、せっかち

触れると果皮がはじけてタネを飛ばすことからでしょう。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと風通しのよい場所を好みます。
ホウセンカは、連作障害が出やすい草花なので、毎年同じ場所に植え付けることはやめましょう。
水はけのよい用土を好みます。
水はけと水持ちのバランスの良い土を用いて植え付けましょう。

・水やり

庭植えのホウセンカは、真夏のひどく乾燥する日が続かないかぎり特に水やりは不要です。
鉢植えのホウセンカは土の表面がしっかり乾いてから水やりをします。
乾燥に弱いので、乾かし過ぎないように注意しましょう。

・肥料について

元肥をしっかりすればあまり頻繁な施肥は不要ですが、苗が草丈10センチほどになったら緩効性肥料を株元にまきます。

・主な病害虫

害虫はほとんど見られませんが、長雨にあたると「うどんこ病」にかかりやすくなります。
風通しの良い場所で栽培しましょう。


主な引用・参考元
LOVEGREEN