9月

9月17日の誕生花〜リクニス(アメリカセンノウ)〜

今日は9月17日。
イタリア料理の日だそうです。
日本イタリア料理協会が制定した記念日で、日付はイタリア語で「料理」を意味する「クチーナ(CUCINA)」を917と読む語呂合わせから。

そんな9月17日の誕生花は、
「リクニス」
というお花です。

今日はこのリクニスについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

亜米利加仙翁

リクニスは、ロシアや中央アジアが原産のナデシコ科センノウ属の多年草です。
リクニスの語源は、ギリシャ語のlychnos「ともしび」からに由来しているようです。
日本には明治時代末期に渡来したようです。

株基から長い花茎が伸びて、その先に2.5cmほどの小さな花がボール状になって咲きます。
草丈は30cmから100cm程で、葉は長さ2cmから20cm、幅1cmから5cm程の広披針形です。
開花時期は7月から9月で、ナデシコによく似た鮮やかな花を咲かせます。
花色は赤、赤橙色、桃色、白花があります。

丈夫な宿根草で、大切に育てれば、毎年花が楽しめます。
ただし、耐暑性はそこそこありますが、温暖化の影響で、関東以西の温暖地では開花後の夏に枯れてしまうことが多くなりました。

◆花言葉

・転機を迎えた恋

道端の雑草を思わせるような茎葉を持ちながらも、咲かせる花は人目を引く鮮やかな緋色の花であることからつけられた花言葉でしょうか。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりのよい場所で育てます。
日照不足になると、茎が細くひょろひょろに育つ上に、花が咲きにくくなります。

・水やり

乾いたらたっぷりと与えます。
ある程度の乾燥には耐えることができますが、後々の生長が悪くなるので、極端な乾燥に注意しましょう。

・肥料について

花壇に植えるときは、化成肥料を1㎡当たり30gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。
鉢やプランターは、植えつけ時に緩効性の肥料を与え、暖かくなってきたら、液肥を月に2、3回に分けて与えます。

・主な病害虫

春になるとアブラムシが発生することがあります。
見つけ次第、殺虫剤などで駆除します。


主な引用・参考元
ヤサシイエンゲイ