9月

9月16日の誕生花〜スパイダー咲きガーベラ〜

今日は9月16日。
牛とろの日だそうです。
日付は「牛(9)とろ(16)」の語呂合わせから。
北海道上川郡清水町の食肉加工・販売会社である十勝スロウフードが、日本記念日協会に2018年4月申請し認定登録を受けたことで制定されました。

そんな9月16日の誕生花は、
「スパイダー咲きガーベラ」
というお花です。

今日はこのスパイダー咲きガーベラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

Gerberaspider

ガーベラは南アフリカ原産のキク科ガーベラ属の多年草です。
日本では大正時代の初頭に登場しました。
このスパイダー咲きガーベラは、花びらの形が蜘蛛の糸のような糸状に細くなっていることから呼ばれるようになりました。

可愛らしい花姿の普通の品種とは違い、スタイリッシュな印象の花を咲かせます。
春から秋まで咲き続ける熱帯生まれの花です。
花色は赤、オレンジ、黄色、白、ピンク、紫など通常のガーベラ同様に多彩。
とても華やかな形と色で、女性人気の高い花の一つです。
スパイダー咲きのガーベラは、存在感があって花束や装花にもぴったりです。
開花時期は4月から11月と幅広く、年2回咲かせるものもあります。
特に春や秋に咲く品種が多く、とても花持ちが良いことでも知られています。

◆花言葉

・崇高な美

スパイダー咲きのガーベラは、通常の可愛らしいガーベラの姿とは異なり、上品で気高い印象の花姿です。
この印象からつけられた花言葉ではないかとされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

十分な日照のある温暖な気候を好みます。
日当たりが悪いと、葉が茂るだけで花が咲きにくい性質があります。
鉢植えも半日以上は日光の当たるところで管理してください。
太い根が何本も地中深く伸びて育つので、庭植えは耕土が深く堆肥などの有機質の多い肥沃な土壌が適します。
乾燥にも耐えますが、生育、開花には十分な水を必要とします。
風通しと水はけのよいことが大切で、長雨や多湿のときは病気が出やすくなります。
株元の芽が土に埋まらないよう、盛り土したところに浅く植えつけるようにしましょう。
生育の適温は10℃から20℃です。

・水やり

鉢植えは用土が乾いたらたっぷりと与えます。
水はけをよくしておいて、水切れさせないことがポイントです。
多湿で常に湿っていると根腐れしやすく、乾燥すると成長が止まります。
庭植えの場合も、乾燥が激しい場合はたっぷり水を与えます。

・肥料について

鉢植えでは、植えつけ時に元肥として緩効性の粒状肥料と苦土石灰を用土に混ぜて施すほか、定期的に追肥を施します。
夏と冬の生育が緩慢な時期を除いて、粒状の緩効性化成肥料の置き肥を月1回、または月3回ぐらい液体肥料を施します。
庭植えのものは、春と秋に株のまわりに化成肥料などをまいておきます。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、うどんこ病、白絹病、菌核病など

灰色かび病やうどんこ病の予防のためにも、花がらや枯れ葉を取り除き、日当たり、風通しを良くすることが大切です。
白絹病や菌核病など土壌病害も出るので、古い土を使うときには注意が必要です。

害虫:アブラムシ、ダニなど

花がらや枯れ葉を取り除き、日当たり、風通しをよくして、アブラムシやダニの発生を予防します。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸