今日は7月28日。
地名の日と呼ばれています。
アイヌ語地名研究家・山田秀三の1992年の命日であり、地名研究家・谷川健一の1921年の誕生日であることからこの日が選ばれたそうです。
日本地名愛好会によって2008年に制定されました。
そんな7月28日の誕生花は、
「ビスカリア」
というお花です。
今日はこのビスカリアについてご紹介します。
◆特徴
ビスカリアは、北アフリカ及び南ヨーロッパの地中海沿岸地域原産のナデシコ科シレネ属の秋まき一年草です。
名前の由来は、以前、ビスカリア属に分類されていたことによるものです。
和名ではコムギセンノウと呼ばれますが、これは、ムギセンノウの和名を持つアグロステンマと比較して小さいことに由来します。
茎は細かく枝分かれして、その先端に花径2cm程の5枚の花弁を持つ花をつけます。
開花時期は4月から6月です。
花色は白、桃、赤桃、藤青、淡青などの色があります。
形はまるでサクラや梅のような形をしています。
細い茎で弱そうに見えますが、性質は丈夫な草花です。
ビスカリアは1株でたくさんの花が咲くので、たくさんの株をまとめて植栽すると見事な光景になります。
◆花言葉
・望みを達成する情熱
弱々しい見た目とは裏腹に、雑草のようにたくましく育って行く様を表した花言葉です。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと風通しの良い環境を好みます。
ただし、西日は日射しが強すぎるので避けたほうがよいです。
耐寒性は比較的強いですが、真冬には霜よけ程度の防寒をします。
高温多湿にやや弱いですが、花の咲いたあと、夏前には自然に枯れてしまうのであまり関係ないです。
水はけのよい弱アルカリ質の土壌を好みます。
酸性を中和するためには土に石灰を混ぜ込む方法があります。
・水やり
過湿が苦手な植物です。
水は土の表面が乾いてから与えるようにします。
・肥料について
肥料は与え過ぎると茎がひょろよろになり倒れやすくなります。
秋と春に液肥をときどき与える程度で充分です。
・主な病害虫
春先から新芽やつぼみにアブラムシがつきます。
吸汁して葉を変形させたり生育を阻害します。
見つけ次第薬剤を散布して駆除します。
主な引用・参考元
・ヤサシイエンゲイ