7月

7月1日の誕生花〜フェイジョア〜

今日は7月1日。
ウォークマンの日です。
1979年のこの日にソニーが携帯式ヘッドホンステレオ「ウォークマン」の第1号を発売したことにちなみます。

そんな7月1日の誕生花は、
「フェイジョア」
というお花です。

今日はこのフェイジョアについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

フェイジョア

フェイジョアは亜熱帯地域原産のフトモモ科フェイジョア属の常緑低木です。
主にニュージーランドで栽培されています。
フェイジョアの名前の由来は植物学者フェイホアに因んだものです。
別名、パイナップルグアバとも呼び、果実はパイナップルとバナナとリンゴを混ぜたような味で甘い香りを漂わせます。
日本に導入されたのは昭和初期頃で、当時はフルーツとしてではなく南国の花木として扱われていました。
近年では、花も実も楽しめる果樹として認知され人気が高まっています。

生育すると1.5mから3mほどの高さになります。
葉は表側は緑色ですが裏側は白く、新芽の葉は薄い白みがかった黄緑色をしているので、1本の木の葉の色がグラデーションのようになっているところが大変美しく魅力的です。
花屋さんでも葉もの花材としてフェイジョアの枝ものが流通する程利用価値が認められています。

フェイジョアの開花時期は、5月から6月です。
シンプルな形や色合いをしたフェイジョアの木に華やかな印象の花が咲きます。
花を食べると、とろけるような甘さで、エディブルフラワーとしても魅力的です。

耐寒性があり関東中部以西であれば一年中育てることが可能な丈夫な樹木です。
生育も旺盛で、病害虫の心配もほとんどなく家庭栽培におすすめです。
結実年数は、苗で2年から5年、実生で3年から10年です。

◆花言葉

・情熱に燃える心

厚く白い花びらの内側が燃える炎のように赤く、真っ赤なおしべに黄色い葯が映えて、よく目立つエキゾチックな花に対してつけられています。

・甘美な思い出

とろけるように甘くておいしい実や食べられる甘い花の印象からつけられたようです。

・実りのある人生

晩春から初夏にたくさんの花を次々咲かせて、秋になると豊かに実を結ぶ樹の姿をたとえたものです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日光を好むので、庭植えの植えつけ場所、鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選びます。

・水やり

鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。庭植えの場合は、土質や種類にもよりますが、幼木を早く大きくするには、夏に水やりして夏枝をよく伸長させることが大切です。

・肥料について

庭植えは3月と10月に、鉢植えは3月、7月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。

・主な病害虫

病害虫には強く、初めて樹木を育てる方にもおすすめできる品種です。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸