今日は6月15日。
オウムとインコの日だそうです。
鳥類を飼養する人たちへの啓蒙活動などを行う団体「TSUBASA」が制定した日で、「オウム(06)インコ(15)」の語呂合せからこの日になりました。
そんな6月15日の誕生花は、
「ムラサキツユクサ」
というお花です。
今日はこのムラサキツユクサについてご紹介します。
◆特徴
ムラサキツユクサは、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草植物です。
75種類程あり、原産地はカナダ南部~アルゼンチン北部が中心です。
種類によって花色や大きさなどが異なり、雰囲気も変わります。
花びらが紫色で露草に似ていることからこの名前が付けられました。
露草は朝に咲き、お昼には萎む一日花であることが特徴です。雨天や曇天の時であれば、花は夕方頃に萎みます。
ムラサキツユクサの開花時期は5月から9月頃です。
一日花ですが、次々に花を咲かせるため長期間観賞することが出来ます。
草丈は50cm程度で、花びらの大きさは約2cmです。
花の中央には6本の雄しべと花柱の雌しべがあり、花色は紫色の他に白色やピンク色などがあります。
耐寒性や耐暑性にも優れていて幅広い環境に適応するため、初心者でも育てやすい植物です。
開花後に地際で刈り込むことで、わき芽が出てきて長期間の観賞が楽しめます。
◆花言葉
・ひとときの幸せ
一日花という短い花の命をたとえたものです。
・恋ではないけど好き、尊敬しているが恋愛ではない
愛や恋を語るバラほどではないけれど、花の形や花色になんとなく心ひかれることからつけられたようです。
・尊敬しています
夏の暑さにも負けず、どんな場所でもたくさんのつぼみをつけた茎が根ぎわから集まって次々増え、一日花と思えないほど次々と咲く様子からつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
耐寒性と耐暑性が強く、日なたから明るい日陰まで幅広い環境に適応します。
湿り気のあるところから乾燥地まで、育てる場所を選びません。
一度植えつければ放任でもよいくらいです。
こぼれダネからも自然によくふえ、コンクリートのわずかなすき間からも芽生えて育ちます。
生育旺盛ではありますが、鉢植えの場合は少し気難しい面があり、水はけをよくして、しかも乾燥させないよう、用土の劣化や根詰まりなどに注意します。
・水やり
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
鉢植えでは、多湿にならないように注意して、成長期の春は用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
冬の休眠期や夏の高温期は乾燥気味のほうがよく、多肥多湿は根腐れを起こします。
・肥料について
庭植えでは、ほとんど必要ありません。
肥料分が多いと伸びすぎて倒れやすくなります。
鉢植えでは、春の成長期と秋に、緩効性肥料なら月1回、液体肥料なら月3~4回施します。
夏の高温期には肥料分が残らないようにしておきます。
・主な病害虫
ほとんど見られません。鉢植えは水はけをよくしておき、根腐れなどを防ぎます。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸